研究課題/領域番号 |
19830095
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 大阪経済大学 (2008) 同志社大学 (2007) |
研究代表者 |
秋吉 史夫 大阪経済大学, 経済学部, 講師 (30454490)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,075千円 (直接経費: 2,670千円、間接経費: 405千円)
2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円)
2007年度: 1,320千円 (直接経費: 1,320千円)
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キーワード | 預金取付け / 「最後の貸し手」機能 / 日本銀行 / 昭和恐慌 / 銀行 |
研究概要 |
昭和恐慌期における銀行のマイクロ・データを用いて、預金取付けが健全な銀行を破綻に追い込むことがあったかどうかを検証した。分析の結果、銀行破綻と銀行のファンダメンタルズの関係は、預金取付け発生時において弱くなっていたことが確認された。このことは、預金取付け発生時における預金者の混乱が無視できないほど深刻なものであったことを示唆するものである。また、預金取付け発生時に、日本銀行が深刻な預金流出に直面した健全銀行に対して選別的に流動性の供給を行っていたことが確認された。
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