研究課題/領域番号 |
19840028
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 東京大学 (2008) 京都大学 (2007) |
研究代表者 |
有賀 隆行 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (30452262)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,105千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 405千円)
2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円)
2007年度: 1,350千円 (直接経費: 1,350千円)
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キーワード | 生体分子モーター / 自己組織化 / 1分子計測 / エネルギー変換 / 生物物理 |
研究概要 |
回転分子モーターであるF1の反応力学モデルの構築を目指し、申請者が独自に開発した個々の触媒サブユニットへ特異的に変異を導入するハイブリッドF1の再構成手法を用いて、分子の内部状態の解釈まで可能にした1分子回転観察系を構築した。様々な変異体を用いたハイブリッドF1の回転について、新たに開発した角度解析プログラムを用いて解析を行った結果、これまで発見されていなかった新規回転ステップの素過程(約20度のサブ-サブステップ)が、各種変異体で普遍的に起こる事象であることが確認できた。この結果は、F1という回転分子モーターの回転メカニズムにとっての新たな発見となるだけでなく、生体分子機械がいかにして反応を力学運動に変換しているかを解き明かす鍵となる成果である。
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