研究課題/領域番号 |
19860033
|
研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
無機材料・物性
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
松石 聡 東京工業大学, フロンティア研究センター, 助教 (30452006)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
2,861千円 (直接経費: 2,510千円、間接経費: 351千円)
2008年度: 1,521千円 (直接経費: 1,170千円、間接経費: 351千円)
2007年度: 1,340千円 (直接経費: 1,340千円)
|
キーワード | セラミックス / ナノ材料 / 電気伝導性酸化物 / 環境材料 / ユビキタス元素 / ナノポーラス材料 / 電子伝導性酸化物 / 反射解析 |
研究概要 |
Ca_(12)Al_(14)O_(33) (C12A7) は酸素イオンを包接したナノメートルサイズの籠状構造からなる特異な結晶構造をもつ.籠から酸素イオンを引き抜いて、電子を包接させると、金属状態(低温では超電導)となる.本研究では、電子包接Ca_(12)Al_(14)O_(33-x) (0 < x < 1))の光学反射測定を行い、ローレンツ型とドルーデ型の応答を観測し、金属状態になるための閾電子濃度が~1 × 10^(21) cm^-3 (x ~ 0.5)であることを明らかにした.また、光学解析によりx ~ 1であると見積もられたC12A7に関して、熱重量測定および中性子回折のリートベルト解析を行い、籠中の酸素イオン濃度はごく微量あり、光学測定の結果と合致することを明らかにした.
|