研究課題/領域番号 |
19860085
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
土木材料・施工・建設マネジメント
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研究機関 | 高松工業高等専門学校 |
研究代表者 |
水越 睦視 高松工業高等専門学校, 建設環境工学科, 准教授 (10455165)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,824千円 (直接経費: 2,470千円、間接経費: 354千円)
2008年度: 1,534千円 (直接経費: 1,180千円、間接経費: 354千円)
2007年度: 1,290千円 (直接経費: 1,290千円)
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キーワード | 繊維補強 / ポリエチレン繊維 / ひび割れ / 引張強度 / 高強度 / 靭性 / 断面修復 / 埋設型枠 / じん性 / 土木材料 / 繊維混入率 |
研究概要 |
コンクリートの靭性を改善した様々な短繊維補強コンクリートが開発され実用化されている。本研究では、更なる高強度高靭性能を付与するために補強用繊維に高強度・高弾性ポリエチレン繊維を選定した。このポリエチレン繊維補強モルタルは高引張強度と高靭性、優れた変形性能を有していることが基礎物性試験により確認された。次に、ポリエチレン繊維補強モルタルの埋設型枠および断面修復材への適用性について鉄筋コンクリートはり部材を用いた載荷試験により評価した。その結果、ポリエチレン繊維補強モルタルを埋設型枠、断面補修材としてRC はり下面(引張部位)に用いた場合、断面形状・寸法および鉄筋量が同一の一体打ちのはりと同等以上の耐荷性能を示し、ひび割れの分散性も良好で優れたひび割れ幅抑制効果が得られることがわかった。
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