研究課題/領域番号 |
19870031
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
植物生理・分子
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研究機関 | 財団法人岩手生物工学研究センター |
研究代表者 |
高橋 秀行 財団法人岩手生物工学研究センター, 細胞工学研究部, 主任研究員 (00455247)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,033千円 (直接経費: 2,640千円、間接経費: 393千円)
2008年度: 1,703千円 (直接経費: 1,310千円、間接経費: 393千円)
2007年度: 1,330千円 (直接経費: 1,330千円)
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キーワード | 栄養学 / 植物代謝 / 炭素固定 / 窒素同化 / バイオマス |
研究概要 |
エネルギー代謝補酵素(NAD(P)(H))は、生物の様々な代謝過程を制御する重要な補酵素である。本研究では、炭素及び窒素代謝に注目し、NAD(P)(H)による代謝制御機構の解明を試みた。初めに、葉緑体内でNADP を合成する葉緑体局在型NAD リン酸化酵素(NADK2)を高発現させ、NADP 量を増加させた形質転換体を解析した。代謝解析の結果、高発現体ではカルビンサイクルに属する代謝物がルビスコ活性と共に増加していた。さらに、グルタミンとグルタミン酸の蓄積量及び合成速度が増加しており、窒素代謝も促進されていることが明らかになった。また十分な窒素条件下では、野生型よりも良い生長が観察された。本高発現体では総NAD(P)(H)量と酸化還元比は変化していないことから、NADP の絶対量が植物代謝の制御に重要であることが示唆された。
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