研究課題/領域番号 |
19880017
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
奥山 隼一 京都大学, 大学院・情報学研究科, グローバルCOE助教 (80452316)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,125千円 (直接経費: 2,720千円、間接経費: 405千円)
2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円)
2007年度: 1,370千円 (直接経費: 1,370千円)
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キーワード | 水産学 / 行動学 / バイオロギング / 保全生物学 / 回帰行動 |
研究概要 |
本研究では、近年開発された動物の行動を三次元で再現できる地磁気・加速度データロガーを用いて、アオウミガメをモデルとし、海洋生物の回帰行動メカニズムの解明に資することを目的とした。 本研究は、沖縄県石垣島にて産卵上陸をするアオウミガメを対象とした。産卵上陸したアオウミガメに地磁気・加速度ロガーを装着し、約12日後の次回産卵上陸時に回収を行った。この結果、3個体のアオウミガメからデータを得ることができた。データは現在解析中である。再現したアオウミガメの三次元回帰経路は、GISをベースに、その行動特徴量(回帰の直線度、遊泳速度、遊泳深度、潜水時間、海面表出時間)と環境データ(磁場マップ、天候、風向風速、潮汐、水温)を統合的に解析する。この解析によって、アオウミガメがどの環境を手がかりに移動しているのか推定できると考えている。
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