研究課題/領域番号 |
19880020
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用動物科学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
山下 泰尚 鳥取大学, 農学部, 助教 (50452545)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,125千円 (直接経費: 2,720千円、間接経費: 405千円)
2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円)
2007年度: 1,370千円 (直接経費: 1,370千円)
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キーワード | 卵子成熟 / 排卵 / プロジェステロン / コレステロール生合成経路 / 卵丘細胞 / SREBP / コレステロール / LH / 発生能 / 哺乳動物 / 転写因子 |
研究概要 |
豚COCの体外成熟培養系を用いたSREBPのin vitro発現解析により、SREBPのサブタイプであるSREBP-1a、SREBP-1c、SREBP-2の遺伝子発現がLHの下流シグナルであるPKBを介して増加し、コレステロール生合成経路に働く遺伝子の発現上昇に関与することが明らかになった。さらに、LH依存的なSREBPの働きにより活性化されるコレステロール生合成経路により分泌されるプロジェステロンは、卵子成熟に必須の因子であるEGF-like factorの切断酵素であるADAM17の発現の維持に働き、その結果卵子成熟が誘起されることを明らかにした。さらに、in vivoにおけるプロジェステロン分泌、EGF-like factor、ADAM17遺伝子発現変化をパラメーターとして、それを模倣したin vitro培養系により卵子の発生率を20%から40%へと向上させることに成功した。
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