研究課題/領域番号 |
19890010
|
研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
高崎 千尋 北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (60451449)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
3,075千円 (直接経費: 2,670千円、間接経費: 405千円)
2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円)
2007年度: 1,320千円 (直接経費: 1,320千円)
|
キーワード | グルタミン酸トランスポーター / GLT1 / バレル / 臨界期可塑性 / 体性感覚系 / 発達 / グルタミン酸トランスポーターポーター / 体性感覚野 |
研究概要 |
子どもの脳が刺激を受けて構造を変える臨界期に、特定のタンパク質が重要な働きを担っていることをつきとめた。マウスは顔のひげから受ける神経回路が発達している。臨界期のうち皮膚感覚の能力に関わる生後4 日目までは特定のひげを抜いて刺激の伝わり方を変えると、神経回路の配線パターンら接続数が変化して脳の構造がかわる改築がおこる。今回、脳の情報伝達物質グルタミン酸を細胞に取り込む働きのあるタンパク質GLT1 に注目した。GLT1 をもたないマウスでは、臨界期の外部刺激に対して改築がほとんど起こらなかった。ヒトの脳の臨界期にも同じ仕組みがあることが示唆された。
|