研究課題/領域番号 |
19890019
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
西尾 慶之 東北大学, 病院, 助教 (90451591)
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研究分担者 |
森 悦朗 東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (30368477)
藤井 俊勝 東北大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (70271913)
阿部 修士 東北大学, 大学院・医学系研究科, ポスドク (90507922)
上野 彩 東北大学, 大学院・医学系研究科, 大学院生
重宗 弥生 東北大学, 大学院・医学系研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,003千円 (直接経費: 2,610千円、間接経費: 393千円)
2008年度: 1,703千円 (直接経費: 1,310千円、間接経費: 393千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 情動記憶 / アセチルコリン / 扁桃体 / 脳機能画像 / アルツハイマー病 / fMRI / ドパミン |
研究概要 |
情動による記憶促進効果におけるアセチルコリンの役割を明らかにするために, 抗コリン薬(トリヘキシフェニジル)投与が情動記憶課題の成績に与える影響について検討した.また, 情動記憶に関連する脳領域の何れの部位でアセチルコリンが作用しているかを明らかにするために, 記銘課題施行中の脳活動を機能的核磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて測定した. 抗コリン薬の投与による, 記憶成績全般の低下, 情動による記憶促進効果の減弱が認められた.一方, 情動の評価自体には有意な影響を及ぼさなかった.以上の結果から, アセチルコリンは情動そのものには大きく関与しないが, 情動による記憶促進効果には関与していることが示唆された. fMRIデータについては現在解析をすすめている最中である.
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