3次元画像による変形測定評価法の確立

• 研究課題/領域番号: 19890054
• 研究種目: 若手研究(スタートアップ)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 整形外科学
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 別所 雅彦 東京大学, 医学部・附属病院, 特任助教 (50451810)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 3,085千円 (直接経費: 2,680千円、間接経費: 405千円); 2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円); 2007年度: 1,330千円 (直接経費: 1,330千円)
• キーワード: 変形 / CT / 3次元モデル / 長幹骨 / 3次元計測

研究概要

長管骨の変形を骨切りし矯正する場合、下肢長管骨の変形の定量的評価は十分な正確性を要求される。骨変形を定量的に計測する場合、X 線写真を用いて定量評価している。しかし、X線写真を用いた変形の評価法には、複合変形(回旋変形と角状変形)には限界があるため、CT画像を利用した3次元画像を用いた変形の定量評価法の確立に着手した。3D計測が可能な特徴点の決定を行い、変形のある患者に対して角度計測が可能であることを確認した。検者内検者間の測定誤差に関して検討おこない、3次元計測法が有用であることを確認した。

研究成果

• [雑誌論文] 大腿骨近位部の強度評価について-CT/有限要素法による薬剤効果判定への応用について-Source : SERM (2008)
  • 著者名/発表者名: 別所雅彦, 大西五三男, 松本卓也, 大橋暁, 飛田健治, 中村耕三
  • 雑誌名: Selective Estrogen Receptor Modulator 6 ページ: 56-57
  • 査読あり
• [雑誌論文] CT/有限要素法を用いた脊椎の圧縮強度解析-骨粗鬆症治療効果判定への応用- (2008)
  • 著者名/発表者名: 松本卓也、別所雅彦、大西五三男、大橋暁、飛田健治、中村耕三
  • 雑誌名: Selective Estrogen Receptor Modulator 6 ページ: 58-59
  • 査読あり
• [雑誌論文] A new method for evaluation of fracture healing by echo tracking (2008)
  • 著者名/発表者名: Matsuyama J, Ohnishi I, Sakai R,Bessho M, Matsumoto T, Miyasaka K, HaradaA, Ohashi S, Nakamura K.
  • 雑誌名: Ultrasound Med Biol 34 ページ: 775-83
  • NAID: 40015625301
  • 査読あり
• [雑誌論文] 大腿骨近位部の強度評価について-CT/有限要素法による薬剤効果判定への応用について (2008)
  • 著者名/発表者名: 別所雅彦, 大西五三男, 松本卓也, 他3名
  • 雑誌名: SERM: Selective Estrogen Receptor Modulator 6 ページ: 56-57
  • 査読あり
• [雑誌論文] CT/有限要素法を用いた脊椎の圧縮強度解析-骨組鴛症治療効果判定への応用- (2008)
  • 著者名/発表者名: 松本卓也, 大西五三男, 別所雅彦, 他3名
  • 雑誌名: SERM: Selective Estrogen Receptor Modulator 6 ページ: 58-59
  • 査読あり
• [雑誌論文] A new method for evaluation of fracture healing by echo tracking. (2008)
  • 著者名/発表者名: Matsuyama J, Ohnishi I, Sakai R. Bessho, M. 他5名
  • 雑誌名: Ultrasound Med Biol 34 ページ: 775-783
  • NAID: 40015625301
  • 査読あり
• [雑誌論文] Prediction of strength and strain of the proximal femur by a CT-based finite element method (2007)
  • 著者名/発表者名: Bessho M, Ohnishi I, Matsuyama J,Matsumoto T, Imai K, Nakamura K.Bessho M, Ohnishi I, Matsuyama J,Matsumoto T, Imai K, Nakamura K.
  • 雑誌名: J Biomech 40 ページ: 1745-53
  • 査読あり
• [雑誌論文] 大腿骨近位部の強度評価についてCT/有限要素法・QCTによる薬剤効果判定への応用について (2007)
  • 著者名/発表者名: 別所雅彦, 大西五三男, 松本卓也, 大橋暁, 中村耕三
  • 雑誌名: Selective Estrogen Receptor Modulator 5 ページ: 82-83
  • 査読あり
• [雑誌論文] 大腿骨近位部の強度評価について CT/有限要素法・QCTによる薬剤効果判定への応用について (2007)
  • 著者名/発表者名: 別所 雅彦
  • 雑誌名: SERM: Selective Estrogen Receptor Modulator 5 ページ: 82-83
  • 査読あり
• [雑誌論文] Prediction of strength and strain of the proximal femur by a CT-based finite element method (2007)
  • 著者名/発表者名: Masahiko Bessho
  • 雑誌名: Journal of Biomechanics 40 ページ: 1745-1753
  • 査読あり
• [学会発表] CT/有限要素法を用いた創外固定抜去後骨欠損例の骨強度予測 (2009)
  • 著者名/発表者名: 大橋暁、大西五三男、松本卓也、別所雅彦、松山順太郎、飛田健治、金子雅子、中村耕三
  • 学会等名: 第22回日本創外固定・骨延長学会
  • 発表場所: 京都
  • 年月日: 2009-03-06
• [学会発表] Predictingstrengths of the femur and vertebra inpatients with postmenopausal osteoporosisby a CT based finite element method - Thepredicted fracture load of the proximalfemur is correlated with that of the lumbervertebra - Transactions p673 (2009)
  • 著者名/発表者名: Masahiko Bessho ; Isao Ohnishi ; Takuya Matsumoto ; Satoru Ohashi ; Masako Kaneko ; Kenji Tobita ; Kozo Nakamura
  • 学会等名: 55th Annual Meeting of the Orthopaedic Research Society
  • 発表場所: Las Vegas, Nevada
• [学会発表] 大腿骨変形に対する変形矯正コンピューターシミュレーション (2008)
  • 著者名/発表者名: 松本卓也、大西五三男、飛田健治、別所雅彦、大橋暁、中村耕三
  • 学会等名: 第17回コンピュータ外科学会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2008-10-31
• [学会発表] 3次元CT画像を基にした長管骨変形評価法 (2008)
  • 著者名/発表者名: 飛田 健治、大西五三男、別所雅彦
  • 学会等名: 第21回 日本創外固定・脚延長学会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2008-02-23
• [学会発表] 3次元CT画像を基にした管骨変形評価法 (2008)
  • 著者名/発表者名: 飛田健治、大西五三男、別所雅彦、松本卓也、大橋暁、中村耕三
  • 学会等名: 第21回日本創外固定・骨延長学会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2008-02-12