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滑膜肉腫関連SYT/SSX遺伝子のオーロラ遺伝子に対する作用と分子標的治療の探究

研究課題

研究課題/領域番号 19890088
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関岐阜大学

研究代表者

増田 剛宏  岐阜大学, 医学部・附属病院, 助教 (20444250)

研究分担者 大野 貴敏  岐阜大学, 大学院・医学系・研究科, 准教授 (60281052)
研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,085千円 (直接経費: 2,680千円、間接経費: 405千円)
2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円)
2007年度: 1,330千円 (直接経費: 1,330千円)
キーワード遺伝子 / 滑膜肉腫 / 分子生物学 / ゲノム / マウスモデル / 癌
研究概要

悪性骨軟部腫瘍は小児に高頻度で見られ、現在でもなお生命予後不良で治療へむけた研究は大きく遅れている。一方、オーロラキナーゼは細胞分裂の多くの過程に関与し癌組織でも観察されるため、オーロラキナーゼと腫瘍関連遺伝子、特にSXT/SSXとの関連を追及することが本研究の目的である。まずは骨肉腫、滑膜肉腫などの骨軟部腫瘍培養細胞のオーロラの過剰発現の検証、オーロラA、Bプロモーター部分を、滑膜肉腫細胞(Cell line Fuji)に導入した際のオーロラの相対的活性化度の検証を行い、オーロラの過剰発現を証明した。次いで線維芽細胞腫細胞(Cell line HT1080)にSYT/SSX+93(SYT部分が通常より+93の塩基配列を有する滑膜肉腫細胞)とSYT/SSX-93(通常の滑膜肉腫細胞)、SYT+93、SYT-93の4種類のプラスミドを用いてルシフェラーゼアッセイを行い、オーロラA、Bともに、すべてのプラスミドにおいて(特にSYT/SSX1+93が)有意な相対的活性上昇を認めた。またdeletion studyにおいて、オーロラA、Bプロモーターともに一定の場所で有意な活性低下を認め、そこに何らかの転写因子の結合部位があることが示唆された。さらにSYTSSX-93をもつ滑膜肉腫細胞(Fuji)に対してSiRNAを作成して導入したところ、STY/SSXの発現減少を認めた。一方、マウスに導入すべく、SYT/SSX+93をテトラサイクリンで発現コントロールが可能なベクター(pTREhyg2)に組み込んでプラスミドを作成している。

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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