研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究の目的は, 喉頭がんのために喉頭全摘出術を受けた患者が, 日常生活においてどのような困難体験をしているのか, またその困難体験に対してどのように対処しながら術後の生活を再構築しようとしているのかについて明らかにすることである。対象者16名に半構成面接を行い, 分析を行った結果, 患者は, 失声のみでなく, 術後のQOLを低下させる要因を多く抱えて生活していた。これらの結果を踏まえた術後の状態がイメージできるような情報提供の必要性, 退院後の継続的な援助の必要性が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
山梨大学看護学会誌 6巻2号
ページ: 11-16
110006880754