研究課題
若手研究(スタートアップ)
歯周組織特異的遺伝子の探索において発見された新規遺伝子FDC-SPは歯周組織および耳下腺に特徴的に発現を示す遺伝子で、構造的には唾液成分のスタテリンと類似していることが明らかになっていた。本研究において、FDC-SPは歯肉の接合上皮に局所的に発現していることが明らかになり、抗菌ペプチドとして歯周病原細菌等の外的刺激から歯周組織を保護して口腔内において生体防御機能を担っている可能性が示唆された。今後、FDC-SPの新規歯周病予防法への応用が期待される。
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