重層上皮研究に基づいた上皮形成・維持機構と癌化の分子機構

• 研究課題/領域番号: 19890118
• 研究種目: 若手研究(スタートアップ)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 医化学一般
• 研究機関: 東京医科歯科大学
• 研究代表者: 松井 毅 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 特任講師 (10452442)
• 連携研究者: 菊池 正二郎 京都府立医科大学, 消化器腫瘍制御外科学部門, 助教 (70381960)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 3,075千円 (直接経費: 2,670千円、間接経費: 405千円); 2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円); 2007年度: 1,320千円 (直接経費: 1,320千円)
• キーワード: 皮膚 / 分化 / 癌 / 大腸癌 / 分泌蛋白質 / 上皮 / 重層扁平上皮組織 / 上皮組織 / ノックアウトマウス / 発現解析

研究概要

大腸癌細胞株・大腸癌組織におけるDermokineの発現解析を行い、分泌型が、発現している事を明らかにした。そこで、血清腫瘍マーカーとしての応用性へ向けて、分泌型に対する抗体を作成し、血清検査系を構築した。

研究成果

• [雑誌論文] IQGAP3 regulatescell proliferation through the Ras/ERKsignalling cascade (2008)
  • 著者名/発表者名: Nojima H, Adachi M, Matsui T, Okawa K,Tsukita S, Tsukita S
  • 雑誌名: Nature Cell Biol 10 ページ: 971-978
  • 査読あり
• [雑誌論文] Deficiency of zonula occludens-1 causesembryonic lethal phenotype associated withdefected yolk sac angiogenesis and apoptosis of embryonic cells (2008)
  • 著者名/発表者名: Katsuno T, Umeda K, Matsui T, Hata M.,Tamura A., Itoh M, Takeuchi K, Fujimori T, Nabeshima YI, Noda T, Tsukita S, Tsukita S
  • 雑誌名: Mol. Biol. Cell 19 ページ: 2465-2475
  • 査読あり
• [雑誌論文] Deficiency of ZO-1 Causes Embryonic Lethal Phenotype Associated with Defected Yolk Sac Angiogenesis and Apoptosis of Embryonic Cells (2008)
  • 著者名/発表者名: Katsuno T, Umeda K, Matsui T, Hata M, Tamura A, Itoh M, Takeuchi K, Fujimori T, Nabeshima YI, Noda T, Tsukita S, Tsukita S.
  • 雑誌名: Mol.Biol.Cell (On line)
  • 査読あり
• [学会発表] 新規分泌型サイトカインDermokineを用いた新しい早期大腸癌血清診断法の開発と臨床応用 (2008)
  • 著者名/発表者名: 菊池正二郎, 田儀知之, 松井毅, 喜住文枝, 井田曜子, 今井俊夫, 星佐知, 片山政彦, 中西芳正, 岡本和真, 落合登志哉, 國場幸均, 大辻英吾
  • 学会等名: 第67回日本癌学会学術総会
  • 発表場所: 名古屋(名古屋国際会議場)
  • 年月日: 2008-10-29
• [学会発表] 食道扁平上皮癌における新規診断治療標的遺伝子OESClの同定 (2008)
  • 著者名/発表者名: 小松周平, 井本逸勢, 津田均, 小崎健一, 松井毅, 嶋田裕, 市川大輔, 大辻英吾, 稲澤譲治
  • 学会等名: 第67回日本癌学会学術総会
  • 発表場所: 名古屋(名古屋国際会議場)
  • 年月日: 2008-10-28
• [学会発表] 新規分泌型サイトカインDermokineを用いた新しい大腸癌血清診断法の開発と臨床応用 (2008)
  • 著者名/発表者名: 田儀知之, 菊池正二郎, 松井毅, 大辻英吾
  • 学会等名: 第63回日本消化器外科学会
  • 発表場所: 札幌(札幌医科大学)
  • 年月日: 2008-07-16
• [学会発表] 新規分泌型サイトカインDermokineを用いた早期胃癌血清診断法の開発と臨床応用 (2008)
  • 著者名/発表者名: 熊野達也, 菊池正二郎, 松井毅, 大辻英吾
  • 学会等名: 第63回日本消化器外科学会
  • 発表場所: 札幌(札幌医科大学)
  • 年月日: 2008-07-16
• [学会発表] 新規分泌型サイトカインDermokineの癌組織における発現解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 渡邉健次, 菊池正二郎, 松井毅, 大辻英吾
  • 学会等名: 第63回日本消化器外科学会
  • 発表場所: 札幌(札幌医科大学)
  • 年月日: 2008-07-16
• [学会発表] 新規分泌型サイトカインDermokineを用いた新しい大腸癌血清診断法の開発と臨床応用 (2008)
  • 著者名/発表者名: 田儀知之、菊池正二郎、松井毅、大辻英吾
  • 学会等名: 第63回日本消化器外科学会
• [学会発表] 新規分泌型サイトカインDermokineを用いた早期胃癌血清診断法の開発と臨床応用 (2008)
  • 著者名/発表者名: 熊野達也、菊池正二郎、松井毅、大辻英吾
  • 学会等名: 第63回日本消化器外科学会
• [学会発表] 新規分泌型サイトカインDermokineの癌組織における発現解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 渡邉健次、菊池正二郎、松井毅、大辻英吾
  • 学会等名: 第63回日本消化器外科学会
• [学会発表] 食道扁平上皮癌における新規診断治療標的遺伝子OESC1の同定 (2008)
  • 著者名/発表者名: 小松周平、井本逸勢、津田均、小崎健一、松井毅、嶋田裕、市川大輔、大辻英吾
  • 学会等名: 第67回日本癌学会学術総会
• [学会発表] 新規分泌型サイトカインDermokineを用いた新しい早期大腸癌血清診断法の開発と臨床応用 (2008)
  • 著者名/発表者名: 菊池正二郎、田儀知之、松井毅、喜住文枝、井田曜子、今井俊夫、星佐知、片山政彦、中西芳正、岡本和真、落合登志哉、國場幸均、大辻英吾
  • 学会等名: 第67回日本癌学会学術総会
• [学会発表] 新規分泌型サイトカインDermokineの腺癌における発現解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 田儀知之、菊池正二郎、松井毅、喜住文枝、井田曜子、今井俊夫、星佐知、片山政彦、中西芳正、岡本和真、落合登志哉、國場幸均、大辻英吾
  • 学会等名: 第67回日本癌学会学術総会
• [備考]
  • URL: http://www.tmd.ac.jp/mri/mtt/mtt.html
• [備考]
  • URL: http://www.tmd.ac.jp/mri/mtt/mtt.html
• [備考]
  • URL: http://www.tmd.ac.jp/mri/mtt/mtt.html
• [産業財産権] 消化器癌の診断方法 (2007)
  • 発明者名: 松井毅、菊池正二郎、田儀知之、落合登志哉、井田曜子、喜住文枝、鈴木佐知
  • 権利者名: 内藤晴夫
  • 産業財産権番号: 2007-294243
  • 出願年月日: 2007-11-13