研究課題/領域番号 |
19890141
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
林 英子 山口大, 医学部附属病院 (70452638)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
2,499千円 (直接経費: 2,160千円、間接経費: 339千円)
2008年度: 1,469千円 (直接経費: 1,130千円、間接経費: 339千円)
2007年度: 1,030千円 (直接経費: 1,030千円)
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キーワード | 口腔扁平上皮癌 / プロテオミクス / 分化度 / 14-3-3σ |
研究概要 |
2007年は、ヒト口腔扁平上皮癌の癌部、非癌部のプロテオーム解析を行い電気泳動パターンの構築を行った(頬粘膜癌5例、口腔底癌5例、歯肉癌3例、舌癌3例)。 実際にゲルを銀染色により視覚化し500以上の蛋白質スポットを1枚のゲル中に確認。そのうち、約300スポットをヒト口腔扁平上皮癌のゲルパターンとしてノーマライゼーション化。 ヒト扁平上皮癌患者の癌部での14-3-3σの蛋白質スポットおよび非癌部での14-3-3σの蛋白質スポットをLC/MSD Trap XCT Ultra(Agilent Technology)にかけペプチドのシークエンスを比較した。 今回使用した16症例のサンプルにおいて、14-3-3σ(MW27774 length 248)の22^<th>、26^<th>、155^<th>のメチオニンが酸化修飾されており、メチオニンサルフォキシドに変換されていた。今回使用したサンプルからは、リン酸化修飾は検出されなかった。 14-3-3σの発現量の比較をするために、マウスモノクローナル抗体(clone1433S01 Lab Vision Corporation)を使用して免疫染色を行った(部位別 頬粘膜癌9例、口腔底癌7例、歯肉癌18例、舌癌19例。分化度別 高分化18例 中分化24例 未分化11例 計53例)癌部における、14-3-3σの発現率は頬粘膜癌100%口腔底癌100%歯肉癌88%舌癌100%であった。分化度別に発現レベルを比較すると高分化型ほど強度に発現があった。 今後、さらに分化度別の発現量の差を検討していく予定である。
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