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破骨細胞分化を決定する細胞接着の役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19890218
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関昭和大学

研究代表者

望月 文子  昭和大, 歯学部, 助教 (10453648)

研究期間 (年度) 2007 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,085千円 (直接経費: 2,680千円、間接経費: 405千円)
2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円)
2007年度: 1,330千円 (直接経費: 1,330千円)
キーワード破骨細胞 / 分化 / 接着シグナル / RANKL / RANK / マクロファージ / 樹状細胞 / 骨組織
研究概要

免疫応答を担うマクロファージは骨吸収を担う破骨細胞と抗原提示能を担う樹状細胞へと分化することが知られている[Udagawa N, et. al. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 87:7260-7264(1990)]。これらの細胞の分化は、それぞれ破骨細胞分化誘導因子であるTRANCE(TNF-related activation induced cytokine)(=RANKL)とM-CSF、樹状細胞分化誘導因子であるGM-CSFによって誘導される。しかし、これらのサイトカイン以外にも分化を振り分けている分化調節因子が存在するといわれており、さらなる検討が必要である。破骨細胞と樹状細胞の共通前駆細胞であるマクロファージは骨髄中だけでなく、生体内のあらゆる組織に存在する。しかし破骨細胞が骨組織にのみ存在するのは、骨表面に存在する破骨細胞分化に必須な何らかのシグナルがマクロファージを破骨細胞へ分化させていると考えられる。以前の報告で、破骨細胞の分化にはTRANCEとM-CSFの他に細胞接着が必須であることが明らかとなっているが[Miyamoto T, et. al. Blood 96(13):4335-4343(2000)]、細胞接着が破骨細胞分化にどのような影響を及ぼすのか、詳細なメカニズムはまだ解明されていない。そこで、申請者は、「マクロファージは骨に接着することで破骨細胞への分化が開始される」という仮説を立て、破骨細胞分化における細胞接着の役割を解明することにした。

報告書

(1件)
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 三叉神経中脳路核ニューロンの活動はオレキシンによって調節される2007

    • 著者名/発表者名
      望月 文子
    • 学会等名
      第49回歯科基礎医学会
    • 発表場所
      北海道
    • 年月日
      2007-08-30
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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