研究課題/領域番号 |
19890219
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
歯周治療系歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
臼井 通彦 昭和大学, 歯学部, 助教 (10453630)
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研究協力者 |
府川 有紀子 昭和大学, 歯学部, 大学院生
林 幸恵 昭和大学, 歯学部, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,085千円 (直接経費: 2,680千円、間接経費: 405千円)
2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円)
2007年度: 1,330千円 (直接経費: 1,330千円)
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キーワード | 骨芽細胞 / 破骨細胞 / 骨代謝 / 歯周組織 / Tob2 |
研究概要 |
Tob2の機能を明らかにするために、Tob2欠損マウスの解析を行った。骨における表現型を調べるために、大腿骨と頸骨を二次元μCTで評価した結果、Tob2欠損マウスの骨量は野生型マウスに比較して、骨量が約30%低下していることが明らかになった。 さらにその詳細なメカニズムについて明らかにするために、骨形態計測を行い、骨形成面・骨吸収面の両面からTob2の役割について精査した結果、骨形成面の指標であるObS/BSではtob2欠損マウスと野生型マウスの間に有意な差は見られなかった。次に、骨吸収面の指標であるOcS/BSとES/BSを計測した結果、tob2欠損マウスのOcS/BSとES/BSは野生型マウスに比較して有意に上昇していた。よって、tob2欠損マウスの骨量の低下は破骨細胞による骨吸収の増加により引き起こされていることが示唆された。
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