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NMD機構阻害に着目した肝細胞がんにおける新規がん抑制遺伝子の同定

研究課題

研究課題/領域番号 19890280
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 実験病理学
研究機関国立がんセンター(研究所及び東病院臨床開発センター)

研究代表者

加藤 洋人  国立がんセンター, 研究員 (60446549)

研究期間 (年度) 2007
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,095千円 (直接経費: 2,690千円、間接経費: 405千円)
2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円)
2007年度: 1,340千円 (直接経費: 1,340千円)
キーワード肝細胞がん / がん抑制遺伝子 / がん遺伝子 / somatic mutation / non sense mutation / NMD機構阻害 / 分子標的治療 / 発がんの分子機構
研究概要

肝細胞癌における新規がん抑制遺伝子を同定することを目的として、non-sensemediated decay pathwayの阻害前後における全ゲノムレベルでのmRNA発現パターンの変化を網羅的に検索するscreening strategyを施行した(詳細は「研究実施計画」および「研究の目的」に記載の通りである)。Screeningに用いた肝細胞がん細胞株は10株であり、各々NMD pathway阻害前後の網羅的mRNA発現解析を、Agilent technologies社のwhole genome arrayを用いて検索した。NMD pathway阻害後に特異的にmRNAの発現上昇が見られた遺伝子のうち、当該細胞株において染色体欠損を伴う領域に存在する遺伝子(すでに蓄積されている我々の研究室独自のdata baseであり、細胞株における全ゲノムレベルでの染色体構造異常を網羅的に検索した情報を使用した)を「新規がん抑制遺伝子の候補」としてlist upし、それらの遺伝子に対してmutation screeningを施行しているところである。当初の予定通りの進行度であり、さらに精力的にmutation screeningを施行することにより、肝細胞がんにおける新規がん抑制遺伝子の同定に至ると思われる。新規がん抑制遺伝子が同定されたならば、当該遺伝子は将来の分子標的治療の標的としての可能性、あるいは診断マーカーや予後予測マーカーとしての可能性も大いに有しているため、本研究は極めて意義深く重要なものと考えられる。

報告書

(1件)
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Genetically distinct and clinically relevant classification of hepatocellular carcinoma:putative therapeutic targets2007

    • 著者名/発表者名
      加藤 洋人、尾島 英知、国分 明子、斉藤 修、近藤 格、小菅 智男、細田 文恵、井本 勢逸、稲澤 譲治、広橋 説雄、柴田 龍弘
    • 雑誌名

      Gastroenterology Nov;133(5)

      ページ: 1475-1486

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
    • 査読あり

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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