研究課題/領域番号 |
19900122
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 福井工業高等専門学校 |
研究代表者 |
荻野 繁春 福井工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (20152407)
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研究分担者 |
坪川 武弘 福井工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (70236941)
藤原 正敏 福井工業高等専門学校, 名誉教授 (80042977)
伊與田 光宏 千葉工業大学, 情報科学部, 教授 (90160069)
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研究期間 (年度) |
2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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キーワード | 中世考古学 / 陶磁器 / 画像処理 / 色彩 / アプリケーション / データベース / Database |
研究概要 |
これまでの研究成果と課題を踏まえて、我々は、2つの方向から研究を実施するとともに、その成果を公表することができた。大きな目的は、考古学、特に発掘調査において大量に出土する土器・陶磁器情報を生かすための情報処理的技術の開発であった。具体的には、2つのアプリケーションの完成と、アプリケーション活用による様々なデータの蓄積、利用のための手段であるデータベースの構築、データの蓄積であった。1つ目の研究と成果は、調査者が、精魂込めて作成する大量の土器・陶磁器図面を最大限活用し、多くの研究者が共有できるようにするための情報処理技術の開発とデータベースの構築であった。この情報処理技術の開発が、『容量・重量等を計算するためのアプリケーション』であった。これは2つのアプリケーションからなり、今年度は、計算に必要な画像作成アプリケーションの開発に重きを置いて行った。このアプリケーションは、誰もが簡単に使えるよう工夫した。そこには、「画像表示部」「画像操作部」「操作タブ部」「画像情報部」「サムネイル画像部」を配置するとともに、計算アプリケーションが、この画面を通して扱えるようにし、アプリケーションとしての一体性と使いやすさを考慮した。また計算した様々なデータを活用するためのデータベースについては、消費地資料の解析を通してデータベース化を行うとともに、これまでに構築してきたデータベースのマニュアル化を行い、誰もが使えるようなデータベースを目指した。一方、色彩解析アプリケーションとデータベースについては、特に解析された土器・陶磁器の色彩情報の解析と、情報を共有するためのデータベースの構築を行った。データベースについては、特に、検索技術の開発と表示インタフェースの開発を行った。最後に、こうした成果が世界の考古学の発展に寄与するであろうことを念頭に、アプリケーションを中心に、英文マニュアルの作成を行った。
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