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Squeak eToyを用いたPBL教科書・指導書作成と高校情報科学教育への適用

研究課題

研究課題/領域番号 19907033
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関京都市立堀川高等学校

研究代表者

藤岡 健史  京都市立堀川高等学校, 教員

研究期間 (年度) 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
760千円 (直接経費: 760千円)
2007年度: 760千円 (直接経費: 760千円)
キーワード情報科学 / Squeak / PBL
研究概要

筆者は,情報科学教育と問題解決学習(PBL)を有機的に融合した新しい高等学校の情報科学教育カリキュラムISEC-SeT(Information Science Education Curriculum Based on PBL with Squeak eToy)を2003年から開発してきた。ISEC-SeTでは,生徒自身が主体的に問題を発見してそれを定義・モデル化し(問題設定),その問題をコンピュータシミュレーションを用いて分析し,成果を「論文」などの形式にまとめ,発表することを学習目標としている。ISEC-SeTの最大の特徴は,プログラミング環境としてSqueak eToyを導入している点と,生徒が自分自身で問題を設定するPBLを行っている点にある。本研究では,これまでの授業実践で得られた教材をまとめ直して明晰な教科書を作成することと,カリキュラムの解説や授業を成功させるためのポイント等をまとめた指導書を作成することを目的とした。
本研究でははじめにプロトタイプ版を作成し,高等学校の授業でこれを用いた(10〜2月)。そして,授業観察や生徒の成果物の評価,アンケート調査等を用いて多角的な評価を行った。生徒(20名)は熱心に授業に取り組み,作成したプログラムやレポート等の成果物は全て到達目標を達成していた。このため,PBL教科書としての難易度は適当であったと考えられる。また,授業実践後に生徒アンケートを実施したところ,授業の満足度(5段階評価)の平均値は3.85(標準偏差0.65)であった。また生徒の自由記述の内容や他の教員へのインタビューから,改善点を検討した。
これらの結果から内容を再編集し,教科書(約80ページ)と指導書(約130ページ),及び付属メディア(CD-R: Squeak eToy本体,生徒の成果物のサンプルを収録)を完成させた。

報告書

(1件)
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 高校情報科学教育におけるSqueak eToyを用いたPBL教科書と指導の作成2007

    • 著者名/発表者名
      藤岡 健史
    • 雑誌名

      日本科学教育学会年会論文集 31

      ページ: 135-136

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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