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はめあい寸法公差の設計基準の製作とはめあい体験学習システムの構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19917001
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 工学Ⅰ(機械系)
研究機関豊田工業高等専門学校

研究代表者

後野 昭次  豊田工業高等専門学校, 技術部, 技術専門職員

研究期間 (年度) 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
760千円 (直接経費: 760千円)
2007年度: 760千円 (直接経費: 760千円)
キーワードはめあい / 製図
研究概要

○研究目的:本校機械工学科の低学年学生は、創造総合実習の授業内、およびロボットコンテスト用マシン製作等において、設計・製図、およびものづくりを行う機会がある。しかし、設計初心者の低学年が設計・製図を行なう場合、特に、はめあいの寸法公差記入が困難であり、どの設計場面でどのはめあいを使用したら良いか判断がっかない。また、加工経験が少ないため、寸法公差値の大きさにも実感が持てない。そこで、学生自身がはめあい具合を体験できる各種はめあい実物教材を製作する。また、実際の各設計場面で必要となる、はめあい寸法公差の設計基準を製作し、はめあい設計の容易化をはかる。
○研究方法:はめあいには軸基準と穴基準があるが、軸を加工するほうが精度良く加工できるため、本研究では、一般的な穴基準を用いた。また、例えば同じすきまばめでも公差域クラスによって、様々なはめあいがある.。そこで、各それぞれのはめあいの軸と穴の現物を製作し、はめあい具合が体験できるようにした。製作したものは、すきまばめ(緩合・軽転合・転合、精転合)、中間ばめ(滑合・押込・打込・軽圧入)、しまりばめ(圧入・強圧入)である。さらに、各書籍を参考にして、各用途を記入したはめあい表を作成した。
○研究成果:製作したはめあい教材とはめあい表を学生に試してもらい、無記名のアンケートをとった。その結果、各種はめあいの違いの理解、各種はめあいの用途がよくわかるようになった。

報告書

(1件)
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] はめあい教材の製作2008

    • 著者名/発表者名
      後野昭次
    • 雑誌名

      平成19年度実験・実習技術研究会報告集

      ページ: 281-282

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書
  • [雑誌論文] はめあい教材の製作と教育効果について(5月24日・発表決定)2008

    • 著者名/発表者名
      後野昭次
    • 雑誌名

      日本設計工学会・平成20年度春季大会研究発表講演会講演論文集

      ページ: 81-84

    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2020-05-15  

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