• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

LabVIEWおよびネットワークを用いたカードゲート管理システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19918043
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 工学Ⅱ(電気・電子・情報系)
研究機関長岡技術科学大学

研究代表者

吉田 昌弘  長岡技術科学大学, 工学部, 技術専門職員

研究期間 (年度) 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
340千円 (直接経費: 340千円)
2007年度: 340千円 (直接経費: 340千円)
キーワードカードゲート / ネットワーク / グラフィカル開発言語LabVIEW
研究概要

本研究は本学機械系における教育用コンピュータ室においてキャンパスネットワーク(学内Lan)を用いたカードゲート管理システムの開発を目的とした.開発したプログラムは(a)利用者がカードリーダに磁気カードを通し所属を読み出す,(b)所属から判定し開錠する,(c)入室日時,個人コード,入室許可記号を記録する,(d)WEBサーバとして起動しておき,常に入室履歴を特定のパソコンのみが閲覧できるようにする,といった動作を行う.システム開発は(1)グラフィカル開発言語LabVIEWを用いたインターフェースのテスト,(2)ネットワークを介した入室履歴監視システムの構築,(3)基本ソフト(OS,ここではWindowsXPとSuse Linux)の稼働テスト,といった手順で実施した.(1)では,LEDをカードゲートのスイッチに見立てトランジスタを用いたスイッチング回路にて動作確認を行い,カードリーダ読み取り部と電子錠の施開錠のプログラムを新たに作成した.(2)では,入室記録をリモートから安全に閲覧できるシステムをWEBサーバソフトのapacheを用いテストしInternet Explorer, Firefox等のブラウザで入室履歴を確認した.(3)では,Windows XP Home Edition及びSuse Linux10.2にて運用テストを行い,どちらでも入室履歴の閲覧監視を目的とした運用が可能であることが分かった.この他に授業時間に自動開錠するソフトも作成し動作確認した.従来の装置は,部屋の移動時間を含めると入室履歴の抽出に数分から15分程度の時間を要していた.本研究で構築したシステムでは,入室履歴閲覧にブラウザの立ち上げ時間を含めても10秒以内で可能であることが分かった.これらのことから本研究で開発したシステムの有用性を確認した.

報告書

(1件)
  • 2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2007-04-01   更新日: 2020-05-15  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi