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環境教育用の教材としてのミニライス缶詰の作成と利用

研究課題

研究課題/領域番号 19922010
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
研究分野 農学・水産学
研究機関東京大学

研究代表者

曽我 竜一  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 技術職員

研究期間 (年度) 2007
研究課題ステータス 完了 (2007年度)
配分額 *注記
730千円 (直接経費: 730千円)
2007年度: 730千円 (直接経費: 730千円)
キーワード矮性稲 / 総合学習 / 教材
研究概要

【研究目的】矮性稲を利用した簡便、省スペースの環境教育用栽培セットの開発を行い、初等教育における総合学習などの中での教材としての利用可能性についての検討を行う。
【研究方法】1.附属農場周辺の小学校に協力を依頼し、1/5000aワグネルポット植え矮性稲(3品種:紅410、モーリエ、矮稲C)の栽培を通じて小学生がどのような発見や問題点、感想を懐くのかを栽培方法の指導、栽培終了後のアンケートから調査し教材の開発に繋げる。
2.最終的には1/5000aワグネルポットよりも更に小型の缶詰のような形態での教材化を目指すため、1/10000aのホワイトポット(プラスチック製の幼植物用栽培ポット)と水田圃場で矮性稲の栽培を行い生育の調査、比較を行った。
【研究成果】3品種とも1/10000aポットでも十分に生育し、穂が出て実るところまで観察できることが確認できた。1/10000aポットと水田圃場での栽培試験から、モーリエがポットでも水田での状態に近く最も小型容器での栽培に向いているという結果が得られた。
小学校での栽培調査では、矮性稲(特にモーリエ)の小ささに対する驚きと、小さくても米が実る不思議さに対する感想が多く得られた。また3つの生育の異なる品種を比較することで環境教育としての効果が向上するという見識が得られた。
以上から省スペースの矮性稲栽培教材を環境教育に用いることは十分可能であり、学習効果も期待できるのではないかという結果が得られた。

報告書

(1件)
  • 2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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