研究課題/領域番号 |
19F18309
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
西平 直 京都大学, 教育学研究科, 教授 (90228205)
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研究分担者 |
LEGENDRE ALEXANDRE 京都大学, 教育学研究科(研究院), 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2019-04-25 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2020年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2019年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 身体技法 / 身体哲学 / フィールドワーク / 心身問題 / 健康 / 銭湯 / ちから / 気功 / 哲学 / 武術 |
研究開始時の研究の概要 |
The present project is precisely intended to reveal Japanese traditional body practices expertise in altering body and mind relations. The inductive method, rooting abstract speculation in compared ethnographic data, could furnish new evidence of the theoretical interest of delving into practices.
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研究実績の概要 |
ルジャンドル氏との共同研究は、国際的な比較研究として開始された。同氏は、東洋の身体技法(太極拳、気功)に対してフィールドワークを重ね、現場の身体技法および語彙を哲学的に分析するという独創的なアプローチによって、身体論的哲学の再構築を目指した。常に日本・中国・フランスなど複数の視点を比較させる研究手法をとり、そこで生じた疑問に対して、西平が日本の伝統思想の視点から意見を述べるという仕方で、研究は進んだ。 同氏の仕事は、「腕力(power)」とは異なる「ちから(energy)」の原理に着目する。その視点から、意思・知覚・運動といった基礎的哲学概念の再解釈が試みられた。国際誌『Sport, Ethics and Philosophy』に掲載された論考は、フランス身体論に国際的・先端的な新たなインパクトを与えるものになると思われる。また、同時に並行して進められた「銭湯の身体技法」をめぐる考察は、身体哲学に健康・ケアといったトピックを新しく付与するもので、日本でフィールドワークを開始したことによる萌芽的かつ優れた研究であり、今後の発展が大いに期待される。総じて、東アジアの身体技法を踏まえた理論構築が期待される。 また、同氏との共同研究によって、総合的な身体研究に関する国際ネットワークの基盤が形成された。スポーツ、武道、芸能、工芸など、身体技法に関わる総合的な研究構築のための下地である。とりわけ、京都大学―パリ大学(旧パリ第V大学)を中心とする研究者のコミュニケーションが発展し、その成果として、国際共著本『Experiences of the Living Body』の編集作業が完了した(フランスの出版社L’Harmattanより2021年4月刊行予定)。本共同研究によって、国内外の研究者・実践者のネットワークを広がり、理論面でも実践面でも充実した研究基盤を築くことができた。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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