研究課題/領域番号 |
19F19110
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
審査区分 |
小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
古川 壽亮 京都大学, 医学研究科, 教授 (90275123)
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研究分担者 |
SAHKER ETHAN 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2019-10-11 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2020年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2019年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 認知行動療法 / 一次予防 / 臨床試験 / 大学生 / 青年期 |
研究開始時の研究の概要 |
京都大学の学生を対象に、受入研究者が開発してきたスマートフォン認知行動療法アプリを用いて多要因ランダム化試験を実施する。多要因ランダム化試験により認知行動療法の諸スキルごとの効果を推定し、もっとも有効なスキルの最も効率的な組み合わせを提唱するだけでなく、Sahker氏が行ってきた交互作用解析を適応して「どのような青年にどの組み合わせの認知行動療法が最も効果的か」を解明する。
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研究実績の概要 |
京都大学、龍谷大学、立命館大学、名古屋市立大学、同志社大学の5大学で順調にリクルートを進め、2019年春コホートで248人、2019年秋コホートで155人(京大・龍谷・立命152人+名市大3名)、そして2020年春コホート401人をエントリーした。とくに2020年春コホートのエントリーにおいては、呼びかけ方式を一新しあらたなポスターの作成、また呼びかけルートの開拓を行っていたが、コロナ禍のため学生が大学に登校しなくなり、当初予定していた方式(例えば、食堂での広告トレー)が行えなくなる一方、新しい方式(例えば、Zoom講義の後で紹介をしてもらう)を開拓した。また、エントリー後の励ましメールを工夫し、第8週追跡は92-93%、第52週追跡は77%を確保しているし、スマートフォン認知行動療法の完遂率は第4レッスンで60-75%、第5レッスンで約50%となっている。安全面への配慮では、臨床管理委員会を組織し、毎週のストレスチェックで高得点者については警告を出し、それが続くものでは大学保健センターの受診を促しているが、一過性のストレス増強が主で、継続的な治療的介入を要するものは今までのところ発生していない。最終的に1088人をリクルートして、2021年夏に急性期効果の解析を行う予定である。なお、共同研究運営のため、週に1回のリクルートサブコミッティー委員会、月に1回の運営委員会を開催して、複数の施設の複数の研究者の間で共同して研究が進められるように工夫をしている。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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