研究課題/領域番号 |
19F19306
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
審査区分 |
小区分04020:人文地理学関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
矢野 桂司 立命館大学, 文学部, 教授 (30210305)
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研究分担者 |
SOLIMAN MOHAMED 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2019-11-08 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2021年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
2020年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2019年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | GIS / リモートセンシング / 文化資源 / ジオデザイン / アレクサンドリア / 考古学的水路システム |
研究開始時の研究の概要 |
本共同研究の目的は、最先端のRSとGISの技術を活用して、アレクサンドリアの考古学的価値の高い水路システムをはじめとする考古資源のデジタル・アーカイブを作成し、2030年以降のアレクサンドリアの持続的な都市発展の将来計画に資するシステムをジオデザインの枠組を用いながら構築しようとするものである。 まず、RSとGISを用いた考古資源のデジタル・アーカイブに関しては、立命館大学のバーチャル京都のノウハウなどを活用し、他大学・機関の研究者との連携のもとに実施する。特に、アレクサンドリアの考古資源の老朽化や災害による被害が懸念される中での文化遺産防災学は京都での経験が大いに役立つと期待される。
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研究実績の概要 |
最終年度の令和3年度は、研究分担者の日本での滞在期間が11月下旬までであったが、過年度からの継続で、1)アレクサンドリアの3次元都市モデルの構築、2)アレクサンドリアを対象としたジオデザインの適用を中心に実施した。さらに、エジプト日本科学技術大学(E-JUST)などの研究者との連携を継続的に実施した。 特に、文化的な考古遺跡の360度全方位カメラによる計測の可視化と公開、MfSによる土器などの3次元モデルの構築を行った。また、古地図や高精細衛星画像(Pleiades)などを最大限活用した、歴史的建造物を含めた3次元都市モデルの構築を試みた。 ジオデザイン研究に関しては、2030年を目標とするエジプトの将来計画を前提に、アレクサンドリアの保全と開発を、GISによる将来計画フレームワークであるジオデザインを用いて検討した。具体的には、アレクサンドリアの文化資源(考古学遺跡など)を保全しながら、ツーリズムに活用した持続的な経済発展を促す、都市開発や公共交通の敷設などアレクサンドリア(E-JUSTの教員・大学院生など)の参加者を募ってのワークショップを複数回開催した。また、E-JUST共同で、One day Workshop on Digitization of Historical Cities in Egypt and Japanを企画した。 研究成果の公表に関しては、主にオンライン会議であったが、国際地理学会議、国際地図学会議、国際ジオデザイン会議の国際会議、日本地理学会、地理情報システム学会、立命館大学のARC Days 2021、歴史都市防災シンポジウムなどの国内会議で発表した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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