研究課題/領域番号 |
19F19400
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
審査区分 |
小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
西津 貴久 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (40228193)
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研究分担者 |
NJANE STEPHEN 岐阜大学, 応用生物科学部, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2019-11-08 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2019年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | ヘルムホルツ共鳴 / 淡水魚 / 体積管理 / 精密養殖 |
研究開始時の研究の概要 |
遊泳中の魚を水(海水)から取り出すことなく水中で魚体積を測定できる装置を開発することで,魚養殖における精密な飼養管理と成長管理システムの実現を目指す.本研究では,すでに開発に成功している測定装置のスケールアップと実際の飼養現場への導入試験を行い,当該システムの実用性評価を行うことを最終目標としている.
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研究実績の概要 |
二空洞型ヘルムホルツ共鳴器の試作と試作装置による稚鮎体積の推定精度の検討を行った. 1) 二空洞型ヘルムホルツ共鳴器の試作 成長期の稚魚成長率を測定することを目的に,水中で動作する二空洞型ヘルムホルツ共鳴器を設計試作した.この共鳴器は円筒形のステンレス製空洞部(内容積471.5 mL)と矩形形のアクリル製サンプル室(内容積688.5 mL)を,内径40 mm,長さ50 mmのネックチューブで接続した構造となっている.ステンレス製空洞部には水中スピーカーを設置し,スウィープ信号を入力したときのスピーカーの導電コイルインピーダンス変化を測定し,そのスペクトルから共鳴周波数を決定した.アクリルサンプル室に空気を入れて共鳴周波数を測定し,空気量が増加すると共鳴周波数が減少することを確認した. 2) 試作測定装置による稚鮎体積の推定精度の検討 孵化1か月後の稚鮎を測定対象として3か月間測定を行った.その間,平均体積は0.3±0.05 mLから1.8±0.8 mLまで増加した.試作した共鳴装置で1尾から複数尾の稚鮎を用いたところ,15 mLまでは決定係数0.90で稚鮎体積を推定できることを確認した.水置換法で測定した稚鮎体積と鰾体積に高い相関がみられたことから,稚鮎の鰾中の空気体積を推定していると考えられ,本試作装置を稚鮎の成長率モニタリングに利用可能であることが確認された. 一方,15 mL以上になると,体積変化による周波数の変化量が小さくなってしまい,同じ検量線を利用できないことが明らかになった.サンプル室の容量を大きくすることで測定上限を大きくすることができると考えられるが,測定精度が落ちてしまうため,適正なサンプル室容量は,求める精度に寄るものと考えられる.この点の改良が今後の課題である.
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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