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突発的中退者に対する職員の効果的アプローチに関する研究-消極的中退者に着目して-

研究課題

研究課題/領域番号 19H00039
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1170:教育学・教育社会学関連
研究機関九州産業大学

研究代表者

一ノ瀬 大一  九州産業大学, 学生部学生課, 学生係長

研究期間 (年度) 2019
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
340千円 (直接経費: 340千円)
2019年度: 340千円 (直接経費: 340千円)
キーワード突発的中退 / 中退者調査 / 多岐に亘る施策
研究成果の概要

本研究では、順調に単位修得しているにもかかわらず突発的な理由で中退に至る突発的中退者及び大学がつまらないなど現実からの逃避傾向が強い消極的中退者に着目して、アンケートやインタビュー調査、分析を踏まえて傾向と効果的アプローチを考察した。
その結果、突発的中退者以外の中退理由では、修学意欲の低下や成績不振が主な要因であるのに対し、突発的中退者は経済的・家庭の事情、進路変更など多岐に亘る。支援内容の必要性に関しても、中退理由同様、多岐に亘ることから、突発的中退者へのアプローチとしては、経済的支援、高校時代の大学理解、友達づくり、相談体制などの多岐に亘る施策を継続的に行うことが効果的であると示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

大学中退対策として、初年次前学期から低単位になり中退に至る初期型、初年次後学期以降に低単位となり中退に至る失速型の中退者には何らかの対策を講じているが、対策を講じることが出来ていない突発的中退者に焦点を当て効果的施策を提言することによって、多様化・複雑化している中退問題解決の一助になると思料する。また、1大学の中退者を対象としたアンケート等の調査を行った事例が非常に少なく、消極的中退が多い場合は、当該大学にネガティブな感情を抱いていることなどにより、アンケートが回収できず、調査・分析が困難になることが予想されるため、本研究は、本学のみならず、他大学の参考事例にも繋がると考えられる。

報告書

(2件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 突発的中退者に対する職員の効果的アプローチに関する研究2019

    • 著者名/発表者名
      一ノ瀬 大一
    • 学会等名
      大学行政管理学会第63回九州・沖縄地区研究会
    • 発表場所
      名桜大学(沖縄県)
    • 年月日
      2019-12-14
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 突発的中退者に対する職員の効果的アプローチに関する研究2019

    • 著者名/発表者名
      一ノ瀬 大一
    • 学会等名
      大学行政管理学会第23回定期総会・研究集会
    • 発表場所
      実践女子大学(東京都)
    • 年月日
      2019-09-08
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2021-01-27  

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