研究課題/領域番号 |
19H00052
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研究種目 |
奨励研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
1170:教育学・教育社会学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
原田 亜紀子 慶應義塾大学, その他部局等, 高等学校教諭
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
420千円 (直接経費: 420千円)
2019年度: 420千円 (直接経費: 420千円)
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キーワード | グローバル・シティズンシップ / 海外体験学習 / 高等学校 / グローバル・シティズンシップ教育 / 中等教育 / 生徒の受容 |
研究成果の概要 |
本研究は、高等学校でのグローバル教育プログラム(事前学習、海外体験学習、事後学習)を生徒の受容の在り方や、その後の進路や職業選択への意味付けを「グローバル・シティズンシップ育成の観点から検討した。研究の方法として、事前学習の資料や海外体験学習後の生徒のふりかえりの記述の検討と、卒業生のライフストーリーインタビューを採用し、卒業生がどのようなグローバル・シティズシップを獲得したのか考察した。研究の結果として、卒業生は自らの行動規範や進路選択において、グローバル・シティズンシップをプログラムの目的を超えて多様に意味付けており、その行動変容のタイミングも様々であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、高等学校でのグローバル・シティズンシップ教育プログラムの生徒の受容について、ライフストーリーを用いて長期的な視点からミクロなレベルで分析する実証的・質的な研究として学術的意義がある。また本研究の事例では、通年での事前学習と海外体験学習による包括的なプログラムが、グローバル・シティズンシップと自らの生き方とのつながりを見出す学習を促すことを明らかにした点で、教育的・社会的意義がある。
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