• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

重複障害児の図工・美術科指導のためのルーブリックを活用した目標設定アプリの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19H00132
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1180:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関筑波大学

研究代表者

森田 亮  筑波大学附属桐が丘特別支援学校, 教諭

研究期間 (年度) 2019
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
370千円 (直接経費: 370千円)
2019年度: 370千円 (直接経費: 370千円)
キーワード重複障害児 / 造形遊び / 「逆向き設計」論 / スタンダード
研究成果の概要

本研究では、アプリの構成要素の一つである、図画工作科の「造形遊び」領域のスタンダード(試案)を開発した。
「逆向き設計」論におけるパフォーマンス・スタンダード開発の方法論に着目し、最初に、教科書題材の分析から、肢体不自由児の図工・美術科指導において「重点を置く事項」と「別の事項」(重点目標①・②)を明らかにした。次に、両重点目標に対応した「本質的な問い」と「永続的理解」および2つのパフォーマンス課題を設定し、特定課題ルーブリック作成した。最後に、両パフォーマンス課題を軸とした題材を実施し、児童のパフォーマンスを基に特定課題ルーブリックを長期的ルーブリックへと再構成した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

先行研究は題材開発論、教材・教具論、実態把握論に限られていた。新しい学習指導要領で資質・能力の育成が目指されたことにより、研究上の課題として、教育目標・評価論の不在が浮かび上がった。本研究はそうした理論的空白を埋める点で、学術的意義を有すると考えられた。また、本研究で提案した「造形遊び」のスタンダード(試案)は、今後のアプリ化により、図工・美術科の本質と児童生徒の学習実態の両方を踏まえた教育目標の明確化と評価のサイクルを軸とした授業設計を、多くの教員がより容易に実施できるようにする点で、社会的意義を有すると考えられた。

報告書

(2件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 第68回読売教育賞(美術教育)優秀賞受賞

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

URL: 

公開日: 2019-04-18   更新日: 2021-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi