| 研究成果の概要 |
花卉の施設栽培で夏期に生じる高温障害を防止するため, 植物の気孔が青色光に反応し開口する機作に注目し, 蒸散作用による葉面温度の低下の可能性を波長選択的な遮光資材を使って検討した. 一般の遮光資材を使った対照区, カラーセロファンを使た赤色光区, 青色光区, 緑色光区でストレプトカーパスを栽培した. 2019年7月18日から9月11日に葉面温度, 蒸散速度などを計測した. その結果, ストレプトカーパスにおける夏期高温時の栽培環境下で青色光による蒸散作用の促進により葉温を下げる効果は得られなかった. しかし, 赤色光区では生育促進が見られ, 赤色遮光資材の利用により生育を向上させられる可能性が得られた.
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