研究課題/領域番号 |
19H00332
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研究種目 |
奨励研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
3120:分子レベルから細胞レベルの生物学、細胞レベルから個体レベルの生物学、個体レベルから集団レベルの生物学と人類学、神経科学およびその関連分野
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研究機関 | 徳島文理大学 |
研究代表者 |
冨永 洋子 徳島文理大学, 神経科学研究所, 臨時職員(研究補助員)
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研究協力者 |
冨永 貴志
谷 真紀
谷 知巳
竹歳 麻紀子
前田 直子
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研究期間 (年度) |
2019
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
540千円 (直接経費: 540千円)
2019年度: 540千円 (直接経費: 540千円)
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キーワード | 高速内因性シグナル(FIOS) / 光計測 / 神経回路 / 記憶・学習 / 脳神経回路 |
研究成果の概要 |
構築済みの膜電位感受性色素(VSD)光計測システムを基に、フィルタ交換等の工夫で、1つのシステムでVSD計測と高速内因性シグナル(FIOS)計測を可能とした。さらに本計測システムを用いて、偏光あり、偏光なしの透過光下での単発刺激、高頻度刺激の計測を行い、薬理実験も行った。VSDと比較すると、FIOSはシグナルが小さくノイズの多いデータではあるが、各実験の結果はVSDの結果と近似していた。今後さらに研究を継続し、より効果的なFIOSシグナルを得て、VSDによる毒性のない、無染色脳スライス光計測を行いたい。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
膜電位計測の歴史は長く、最初に発見されたのは1940年代の神経興奮に伴う光学的性質の変化である。その後、1970年に入って膜電位感受性色素の開発がなされ、1990年代後半から膜電位感受性蛋白(GEVI)の開発がされている。しかし、当初の神経興奮と光学的性質の変化の物理化学的機構は解明されていない。本研究で測定しているFIOSは、膜興奮と直接関連する光学性質の変化で重要である。
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