末期心不全患者のモルヒネ血中濃度測定のための研究体制の構築 モルヒネを投与する末期心不全患者を対象とした多施設前向き臨床研究を開始した。目標症例数30名を登録予定であり、現在も進行中である。 新生児におけるフェンタニル血中濃度測定と呼吸抑制の関連 フェンタニル血中濃度と呼吸抑制の関連性を探索的に評価するための後方視的検討を既存試料の使用が可能な新生児を対象に行った。呼吸抑制の有無における血中濃度の中央値に顕著な差は認めなかったが、総投与量はほぼ同等であるにも関わらず、投与期間が呼吸抑制発現患者で有意に長いことが明らかとなった。
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