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梅毒患者を対象とした梅毒検査方法間の判定比較について

研究課題

研究課題/領域番号 19H00433
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 3190:生体の構造と機能、病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
研究機関神戸大学

研究代表者

佐藤 伊都子  神戸大学, 医学部附属病院, 臨床検査技師

研究協力者 大路 剛  
中町 祐司  
三枝 淳  
研究期間 (年度) 2019
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
540千円 (直接経費: 540千円)
2019年度: 540千円 (直接経費: 540千円)
キーワード梅毒 / 非トレポネーマ脂質抗体(RPR)検査 / 梅毒トレポネーマ(TP)抗体 / 検査方法間比較 / 梅毒検査 / RPR検査 / TP抗体検査
研究成果の概要

梅毒は血清中の梅毒抗体を測定し診断している。血清学的検査法にはカルジオリピンを抗原とする方法(RPR)とトレポネーマ抗原を用いる方法(TP抗体)がある。また、これらの診断試薬は多数市販されているが、各診断試薬で反応性は異なりその程度は明らかにされていなかった。そのため、臨床診断を基準として、各診断薬の反応性を違いを比較研究するとRPR自動化定量法のメーカー間差は少なかったが生物学的偽陽性はいずれの方法においても確認できた。FTA-ABSは感度が悪く、TP抗体は定量法が望ましく、定量値は治療後モニタリングに使用できる可能性があった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

梅毒の報告数は2010年以降増加傾向にあり、今後、梅毒感染症を疑った検査の増加が示唆される。梅毒血清学的検査法には「非トレポネーマ脂質抗体(RPR) : 梅毒特異的ではないが梅毒の活動性の指標となる検査」と「梅毒トレポネーマ(TP)抗体 : 梅毒特異抗体検査」があるが、日常検査として国内で流通している試薬や測定方法は多岐に渡る。TP抗体は12種類の測定試薬を比較検討したが、測定値のバラツキが大きかった。アメリカ疾病予防管理センターが推奨しているように、同一施設(試薬)で測定する必要性があった。また、TP抗体定量法は感度がFTA-ABSより優れており、梅毒初期感染を捉える可能性もあった。

報告書

(2件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 梅毒診断患者を対象とした梅毒検査方法間の判定比較2019

    • 著者名/発表者名
      佐藤 伊都子
    • 学会等名
      第66回日本臨床検査医学会学術集会
    • 発表場所
      岡山コンベンションセンター(岡山)
    • 年月日
      2019-11-22
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2021-01-27  

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