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Ca2+センサーのAAVベクターでの共発現と最適化

研究課題

研究課題/領域番号 19H00438
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 3200:腫瘍学、ブレインサイエンスおよびその関連分野
研究機関東京大学

研究代表者

岡村 理子  東京大学, 大学院医学系研究科, 技術専門職員

研究期間 (年度) 2019
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
540千円 (直接経費: 540千円)
2019年度: 540千円 (直接経費: 540千円)
キーワードアデノ随伴ウィルス / カルシウムセンサー / アデノ随伴ウイルス
研究成果の概要

複数色の蛋白質性蛍光Ca2+センサーを多種の血清型アデノ随伴ウイルスベクターで作製し、作製方法の条件検討、発現を試みた。同時に、特定神経細胞での発現を可能にするため、細胞種特異的プロモーターや誘導調節可能な構造を持つベクターの構築を試みた。続いて、マウス脳に、これらを利用することにより、同一領域で複数色のCa2+センサーを発現させる系の検討を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

神経発火が細胞内Ca2+濃度を上昇させることから、近年、蛋白質性蛍光Ca2+センサーを用いて、脳の神経活動を計測する手法が利用されている。そこで、本研究で検討した複数色のCa2+センサーを同一部位のそれぞれ異なる特定の神経細胞で発現させる系を利用し、同時計測することができれば、各神経細胞の活動、ネットワークを、高感度で検出、可視化することが可能になると考えられる。さらに、このことは、行動、記憶のメカニズムを解明するのに、非常に有用なツールとなることが期待される。

報告書

(2件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Rational Engineering of XCaMPs, a Multicolor GECI Suite for In Vivo Imaging of Complex Brain Circuit Dynamics2019

    • 著者名/発表者名
      Inoue M, Takeuchi A, Manita S, Horigane S-i, Sakamoto M, Kawakami R, Yamaguchi K, Otomo K, Yokoyama H, Kim R, Yokoyama T, Takemoto-Kimura S, Abe M, Okamura M, Kondo Y, Quirin S, Ramakrishnan C, Imamura T, Sakimura K, Nemoto T, Kano M, Fujii H, Deisseroth K, Kitamura K, Bito H.
    • 雑誌名

      Cell

      巻: 177 号: 5 ページ: 1346

    • DOI

      10.1016/j.cell.2019.04.007

    • URL

      https://localhost/en/publications/a48843c1-543d-4414-a93c-3cab0e1df627

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著

URL: 

公開日: 2019-04-18   更新日: 2021-01-27  

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