研究課題/領域番号 |
19H00487
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研究種目 |
奨励研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
3250:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松永 明子 東京大学, 医学部附属病院・リハビリテーション部
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研究期間 (年度) |
2019
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
540千円 (直接経費: 540千円)
2019年度: 540千円 (直接経費: 540千円)
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キーワード | 骨盤底筋トレーニング / ロボット支援前立腺全摘除術後尿失禁 / 難治性尿失禁 / 経会陰超音波 / 骨盤底トレーニング |
研究成果の概要 |
経会陰超音波画像(TP-US)を用いた前立腺全摘除(RP)術後尿失禁(UI)に対する骨盤底リハビリテーション(BF-PFMT)を行った過去の症例から、TP-US上で計測可能な膜様部尿道長、恥骨一直腸肛門角間の距離が、尿道閉鎖機能障害の重症度やBF-PFMTの効果を予測する因子となりうると想定して解析を行った。しかし、今回の研究ではTP-US上で測定可能な予後予測因子としての有用性を示すことはできなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究ではTP-US上で測定可能な膜様部尿道長、恥骨一直腸肛門角間の距離は尿道閉鎖機能障害の重症度やBF-PFMTの効果を予測するパラメータとして有用性を示すことができなかった。これは、評価症例数が不十分で、解析に適当でなかったためと考える。しかし、先行研究で用いられているMRI冠状断に比べTP-USは簡便であり、これを用いたパラメータを同定することは有意義と考えられ、今後症例数を蓄積して再検討する必要がある。
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