研究課題/領域番号 |
19H00543
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪経済法科大学 |
研究代表者 |
脇村 孝平 大阪経済法科大学, 経済学部, 教授 (30230931)
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研究分担者 |
神田 さやこ 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (00296732)
木越 義則 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (00708919)
小林 和夫 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (00823189)
小茄子川 歩 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 客員准教授 (20808779)
田辺 明生 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (30262215)
祖田 亮次 大阪市立大学, 大学院文学研究科, 教授 (30325138)
水野 祥子 駒澤大学, 経済学部, 教授 (40372601)
太田 淳 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (50634375)
杉原 薫 総合地球環境学研究所, 研究部, 特任教授 (60117950)
大石 高志 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (70347516)
谷口 謙次 公立鳥取環境大学, 経営学部, 講師 (70570323)
藤田 幸一 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 教授 (80272441)
大橋 厚子 名古屋大学, 国際開発研究科, 教授 (80311710)
佐藤 孝宏 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (80444488)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
30,160千円 (直接経費: 23,200千円、間接経費: 6,960千円)
2021年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
2020年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2019年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | 熱帯アジア / 人口変動 / 資源制約 / 食糧生産 / 貿易 / 長期的発展径路 / 自然環境 / 交通 / 熱帯 / 環インド洋 / 発展径路 / 南北格差 / 熱帯の自然環境 / 移民 / 長期的発展経路 / グローバルな経済格差 / 出生率 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、19世紀初頭以降の約150年間における熱帯地域の経済的変容過程を、熱帯の自然環境に留意しつつ、その「発展」と「低開発」の両契機を視野に入れて分析することを目指している。熱帯地域と温帯地域の経済格差(「南北格差」)、および熱帯地域の内部における発展径路の差異という二つの問題が扱われる。具体的には、人口変動に着目しつつ、環インド洋を囲む熱帯の三地域、すなわち東南アジア島嶼部、南アジア、サブサハラ・アフリカの複数的発展径路の比較と連関を問う作業が行われる。
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研究実績の概要 |
研究実績の概要
2021年度分の予算の繰越(事故)によって執行が可能となった予算を基礎にして、2023年度に行った研究活動は以下の通りである。 第一に、成果論集を出版物の形で年度内に刊行した。成果論集の実現のためには資料収集や研究交流が必要であったが、研究期間(2019~2021年度)にコロナ禍の影響で活動が大きく阻害され、2021年度予算の繰越および繰越(事故)などの措置を求めた。その結果、成果論集の執筆に向けての十分なる時間を確保しえて、最終的に、脇村孝平編『近現代熱帯アジアの経済発展-人口・環境・資源』(ミネルヴァ書房、2024年3月)と題する成果論集を刊行できた。この論集には、代表者および分担者よりなる12人の参加を得た。 第二に、2024年3月29日~30日に、International Conference, 'Debating Economic Development in Tropical Asia: Historical Pathways, Environmental Constraints and Population Growthと題する国際会議(慶應義塾大学三田キャンパス)を実施した。本科研の代表者および分担者のうち9名、そして、海外からの招へい研究者としてライデン大学の David Henley教授 および ブルネイダルサラーム大学のIftekhar Iqbal博士の2名、さらに京都大学からはRohan D'Souza教授の参加を得て、合わせて12名による研究報告と討論が行われた。本会議では、日本側の報告者は上記の成果論集に寄稿した論考を基に報告を行い、海外からの招へい研究者からは報告とコメントを得るという形で行われた。会議全体として、非常に充実した議論がなされたと認識している。また、英文論集の刊行を目指すという合意を得たことを書き留めておく。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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