研究課題/領域番号 |
19H00593
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分7:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 立正大学 (2020-2022) 一橋大学 (2019) |
研究代表者 |
北村 行伸 立正大学, データサイエンス学部, 教授 (70313442)
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研究分担者 |
斎藤 修 一橋大学, その他部局等, 名誉教授 (40051867)
友部 謙一 一橋大学, 大学院経済学研究科, 教授 (00227646)
田中 雅行 一橋大学, 経済研究所, 准教授 (00843773)
宇南山 卓 京都大学, 経済研究所, 教授 (20348840)
佐藤 正広 東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 教授 (80178772)
岡崎 哲二 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 教授 (90183029)
永瀬 伸子 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (30277355)
重川 純子 埼玉大学, 教育学部, 教授 (80302503)
大森 正博 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (40286000)
松田 典子 文教大学, 教育学部, 准教授 (40597530)
李 秀眞 弘前大学, 教育学部, 准教授 (30588926)
今泉 ひとみ (宝利ひとみ) 東京都立大学, 経営学研究科, 助教 (80804187)
望月 政志 西武文理大学, サービス経営学部, 准教授 (10575335)
草処 基 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (90630145)
丸 健 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 講師 (10721649)
高島 正憲 関西学院大学, 経済学部, 准教授 (70816511)
伊原 一 一橋大学, 経済研究所, 准教授(契約職員) (00390584)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
45,370千円 (直接経費: 34,900千円、間接経費: 10,470千円)
2021年度: 13,910千円 (直接経費: 10,700千円、間接経費: 3,210千円)
2020年度: 16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2019年度: 15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
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キーワード | 経済史 / 農業経済研究 / 日本の家計 / パネルデータ / 家計調査 / 農業経済調査 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の核心をなす学術的「問い」は、歴史上の大事件や政策変更、体制変更により、家計の消費バスケットでみた生活水準がどのように推移したか、であり、この「問い」を近年の経済学の潮流である計量経済学の手法を用いて解き明かすこととする。日本社会の縮図としての家計簿を研究の軸に置き、そこからみえてくる家計や社会経済の変容を多角的に捉えることを目標としている。
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研究成果の概要 |
本研究では、主として昭和恐慌以後の日本社会の家計の変容を、『農家経済調査』や『家計簿』を基に追跡することを目的とする。農家であれ勤労者であれ、日本の家計は様々な経済ショックを経験してきている。本研究ではこれらの歴史上の経験を用い、長期のミクロ個票データをパネル化して分析することで新たな知見を得ることを試みた。具体的には、家計の生活水準の推移を、ミクロデータと各種の統計手法を用いて分析する。また同時に、日次で記録されている『家計簿』の集計方法や利用方法についても検討を行い、現代的な実証研究の成果に結びつけた。ここで形成されたデータベースは、広く学界に公共財として公開し、幅広い利用に供する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の核心をなす学術的「問い」は、歴史上の大事件や政策変更により、家計の消費バスケットでみた生活水準がどのように推移したか、であり、この「問い」を近年の経済学の潮流である計量経済学の手法を用いて解き明かすことにある。日本社会の縮図としての家計簿を研究の軸に置き、そこからみえてくる家計や社会経済の変容を多角的に捉えることを目指した。本研究から生まれた研究成果が物語っているように、学際的な広がりを持つ、重層的な成果を生み出してきた。またここで作られたデータベースは将来の家計の実証分析の基礎資料として末永く使われるものと確信している。
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