研究課題/領域番号 |
19H00769
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分21:電気電子工学およびその関連分野
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
石井 抱 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 教授 (40282686)
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研究分担者 |
松田 浩 長崎大学, 工学研究科, 教授 (20157324)
妹尾 拓 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 准教授 (10512113)
姜 明俊 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 助教 (30819503)
高木 健 広島大学, 工学研究科, 准教授 (80452605)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
45,370千円 (直接経費: 34,900千円、間接経費: 10,470千円)
2021年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
2020年度: 17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2019年度: 14,170千円 (直接経費: 10,900千円、間接経費: 3,270千円)
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キーワード | 実時間・長時間振動イメージング / 素レベル振動スペクトル計測 / 分布型ダイナミックセンシング / 音声周波数レベルでの振動パタン認識 / 高速画像認識と振動解析の統合 / 高速ビジョン / 振動分布計測 / 振動スペクトル解析 / 可視化イメージング / パタン認識 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、音響信号と時間周波数帯域が整合した高速視覚をベースに、全画素の輝度信号に対して計算された振動スペクトル分布を特徴量とした画素レベルパタン認識を行う実時間振動スペクトルイメージングの概念を提案し、高速ターゲットトラッキングと時系列振動スペクトラム解析を統合したダイナミクスベースド画像認識理論の体系化を行う。実際に周波数解析機能を全画素並列実装したハイパー振動スペクトルカメラを開発するとともに、アピアランス検査のみでは欠陥・経時変化が検出困難だったサーベイランス事例を通し、人間の目には不可能な音声周波数レベルの振動パタン認識を可能とする新たな振動スペクトルイメージングの有効性を示す。
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研究成果の概要 |
音響信号と時間周波数帯域が整合した多次元振動スペクトル画像に基づくダイナミクスベースド画像認識を実現する、画素レベルでの振動スペクトル解析機能を高速視覚に並列実装したハイパー振動スペクトルカメラを開発し、様々な振動サーベイランス応用事例を通し、音声周波数レベルの振動パタン認識を可能とする、高速画像認識技術と振動解析技術が融合した実時間振動スペクトルイメージングの有効性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで限定された計測点数のスポット構造診断ツールであった振動解析技術の適用範囲を大きく広げる分布型ダイナミックセンシング技術を確立した点で学術的意義は高く、アピアランスのみでは検出が難しい、構造物・機械の疲労検査、製品クラック検査、生体インピーダンス計測等の応用場面において、入力不変なダイナミクス特性に基づく実時間かつ長時間振動イメージング技術としての技術革新を喚起した点で社会的意義は高い。
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