研究課題/領域番号 |
19H01075
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分58:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
今中 雄一 京都大学, 医学研究科, 教授 (10256919)
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研究分担者 |
福田 治久 九州大学, 医学研究院, 准教授 (30572119)
廣瀬 昌博 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 特任教授 (30359806)
林田 賢史 産業医科大学, 大学病院, 医療情報部長 (80363050)
猪飼 宏 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70522209)
村上 玄樹 産業医科大学, 大学病院, 講師 (50549756)
國澤 進 京都大学, 医学研究科, 准教授 (00732877)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
45,500千円 (直接経費: 35,000千円、間接経費: 10,500千円)
2021年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
2020年度: 14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)
2019年度: 17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
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キーワード | 地域の医療の質 / 地域の介護の質 / 健康寿命 / 平均自立期間 / 健康・医療・介護の地域システム / 医療介護資源 / 医療介護費用 / 拠点化と連携強化 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、日本全国で、地域毎に、健康・医療・介護のパフォーマンス(健康寿命・日常生活自立期間、医療のリスク調整アウトカム、要介護状態のリスク調整悪化率、エビデンスに基づく推奨の遵守率等)を定量化し、その要因構造を解明することを目的とする。その要因構造を礎に予測・シミュレーション技術を開発する。 上記のパフォーマンスの要因には、個人レベルの資質・環境や行動・生活習慣のみならず、地域社会レベルの保健医療介護の資源配備、すまい・生活支援・環境等の社会経済因子など多因子を含む。この時間・空間的にも複雑な要因構造を、機械学習・人工知能技術も導入し、学際的に広く要因を捉えて解明する。
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研究成果の概要 |
本研究では、日本全国の地域ごとに、健康・医療・介護のパフォーマンス(日常生活自立期間、認知症自立度に基づく健康余命、医療のリスク調整アウトカム、プロセスの質指標等)を定量化した。まず、定量化が難しいパフォーマンスの計測方法を研究開発し、それに基づき全国の値を計測して、ばらつきの実態を示した。その上で、地域社会レベルでの保健医療介護の資源配備状態、社会支援・環境・教育レベル・就業状態等の社会経済因子などの地域間の複雑なばらつきの要因構造とパフォーマンスとの関連につき、幅広く示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療介護の「質」の地域格差の可視化は世界的に発展途上だが、本研究は日本全国の地域ごとに健康・医療・介護のパフォーマンスを定量化し、地域レベルに焦点を充ててパフォーマンスの要因構造を解明したこと、それもミクロデータを用いて全国で定量化したこと自体に学術的意義があり、独自性・創造性が極めて高い。しかも社会保障財源が逼迫し、超高齢社会で需要が拡大する中、資源分布や社会経済特性に係る因子を扱う計測方法と解釈につき広く検討しており、自治体や地域レベルで自らの地域の実態を把握し、改善に向けて検討できる基盤となりうる点において、社会的意義が極めて高い。
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