研究課題/領域番号 |
19H01154
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分63:環境解析評価およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 (2022-2023) 国立研究開発法人国立環境研究所 (2019-2021) |
研究代表者 |
江波 進一 筑波大学, 数理物質系, 教授 (00589385)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
46,410千円 (直接経費: 35,700千円、間接経費: 10,710千円)
2022年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2019年度: 31,590千円 (直接経費: 24,300千円、間接経費: 7,290千円)
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キーワード | エアロゾル / 界面 / ラジラジカル / 不均一反応 / マルチフェーズ反応 / 環境 / 気候変動 / 大気汚染 / 液相 / ラジカル / 界面反応 / 大気化学 / 質量分析 / フェントン反応 / エイジング / オゾニド / バルク / 物理化学 / レボグルコサン / テルペン / 反応 / 毒性 / 表面 / フェントン / オゾン / PM2.5 / 温暖化 / 健康影響 |
研究開始時の研究の概要 |
本提案研究では、気液界面反応測定手法に加えて、瞬時に起こる液相反応をその場測定できる新規手法を開発し、気液界面反応vs液相反応を直接比較できる実験システムを構築する。それにより、気液界面で起こる反応の特殊性の起源の解明を目指す。本提案研究が完成すると、大気における界面反応とバルク反応をどのように定量的に区別して扱えばよいかが明らかになり、大気モデルへの取り込みなど、多くの成果が見込まれる。
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研究成果の概要 |
本提案研究では、気液界面反応測定手法を用いて、界面で起こる大気化学反応の研究を行った。また、瞬時に起こる液相反応をその場測定できる新規手法を開発し、気液界面反応vs液相反応を直接比較できる実験システムを構築した。気液界面で起こる反応の特殊性の起源に関する重要な知見が得られた。また、大気における界面反応とバルク反応をどのように定量的に区別して扱えばよいかが明らかになった。今後、大気モデルへの取り込みなど、多くの成果が見込まれる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
気候変動と大気汚染の問題は人類が解決すべき重大な環境問題である。これらの問題と密接に関連する大気中に浮遊する雲粒とエアロゾルの気液界面と液相で起こる化学反応機構の分子レベルでの理解は極めて重要である。本研究によって、気液界面で起こる反応の特殊性の起源の一部が初めて明らかになった。また、大気における界面反応とバルク反応をどのように定量的に区別して扱えばよいかが明らかになった。今後、大気モデルへの取り込みなど、多くの成果が見込まれるため、重要である。
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