研究課題/領域番号 |
19H01206
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01050:美学および芸術論関連
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
田中 多佳子 京都教育大学, 教育学部, 教授 (70346112)
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研究分担者 |
寺田 吉孝 国立民族学博物館, その他部局等, 名誉教授 (00290924)
小日向 英俊 東京音楽大学, 音楽学部, 客員教授 (00399742)
田森 雅一 愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (10592454)
岡田 恵美 国立民族学博物館, 人類基礎理論研究部, 准教授 (60584216)
小尾 淳 大東文化大学, 国際関係学部, 准教授 (50759628)
井上 春緒 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 特任研究員 (80814376)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2022年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | インド古典音楽 / 文化資源化 / データベース / インド独立後 / 知の統合研究 / インド音楽 / 統合データベース / 統合研究 / 独立以後 / 音楽家 |
研究開始時の研究の概要 |
インド音楽は世界の多くの人々が関心を寄せる音楽ですが、本研究では、今日まで個別に集積されてきたインド音楽に関わるデータを、特定の価値観にとらわれることなく網羅的に集め、整理・統合しなおして、世界の誰もがアクセス可能な汎用のデータベースを作ってネット上に公開することを目指しています。実質的対象は、インド独立後の古典音楽に関するものとなりますが、インド内外、研究者・愛好者の別を問わず、インド音楽世界にさまざまなに関心を寄せる多くの人々共通の「文化資源」として広く活用され、インド音楽研究全体が新たな展開を見せ、活発化することを期待しています。
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研究実績の概要 |
1.研究会の開催:年度内に全3回(7月4日(通算第6回)、2022年1月6日(第7回)、2月16日(第8回)の研究会をオンラインで開催し、全員で互いの進捗状況と全体の方向性を確認した。 2.データ入力と修正:インド音楽家名鑑掲載データ(WWIM)1877名分、インド国営ラジオ局放送曲目リスト(AIR)9593曲分、国立音楽芸能研究所受賞者一覧(SNA)1320名分、オクスフォード・インド音楽百科事典掲載音楽家データ(OEMI)、マドラス音楽祭演奏曲目一覧(MAM)の各々について、未入力データや修正などの作業を継続的に行い、完了した。とりわけ難航が予想されたMAMについて、第9回(1935年)~第93回(2019年)の音楽祭で演奏された、全28837曲のデータの入力と修正を終了したことは、それだけで大きな成果といえる。 3.統合データベースの構築:5つの個別データベースの統合データベースの構築作業のために、ふさわしい業者を選定して契約し、WEB上に非公開のプラットフォームを構築。全員で具体的に使い検討しながら、具体的に統合する作業の準備が整った。 4.統合データベースのトップページの制作:研究会でまずメンバーが業者からの説明を受けて基本的な仕様を確認し、統合データベースの形体に関するコンセンサスを確認。初めに、トップページのデザインや説明文を制作した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
コロナ禍によって、現地調査による現地機関や研究者らとの意見交換は叶わなかったものの、その労力や予算をデータ入力や修正作業に集中させることにより、個別のデータベースはすべて完成したことは予想以上の大きな進展であると言える。
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今後の研究の推進方策 |
統合データベースを少しでも早く完成させ、メンバーが各々の研究テーマに基づいて、これを用いた研究成果をあげ、発表する。具体的には、次のように計画している。 1.必要に応じて個別データベースごとに作業部会を開催し、データ全体を見直し完成させる。 2.業者と小日向・田中で統合作業部会を結成し、定期的にオンライン・ミーティングを行い、統合データベースの構築作業を行う。必要に応じて、メンバーに協力を呼び掛ける。 3.完成させた統合データベースを用いて、各自、個別研究の分析を進め、秋の東洋音楽学会にてデータベースを公開すると共に、共同研究発表を行う。
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