研究課題/領域番号 |
19H01268
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
中川 健司 横浜国立大学, 国際戦略推進機構, 教授 (20382830)
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研究分担者 |
橋本 洋輔 国際教養大学, 国際教養学部, 助教 (30568770)
布尾 勝一郎 立命館アジア太平洋大学, 言語教育センター, 准教授 (90448019)
中村 英三 長野大学, 社会福祉学部, 教授 (00549991)
宮本 秀樹 長野大学, 社会福祉学部, 教授 (40453401)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
2022年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 外国人介護就労者 / 介護用語 / 視覚情報 / 介護福祉士国家試験 / 支援者への支援 / 視聴覚素材ライブラリー / 学習支援 / 視聴覚素材ライブラリ / 音声情報 |
研究開始時の研究の概要 |
外国人介護人材は介護用語を習得する必要があるが、介護用語は、その意味内容により (ア)訳語があれば理解できるもの、(イ)訳語だけでなく説明が必要なもの、(ウ)言葉による説明のみでは理解が難しく、視覚情報や音声情報の助けが必要なもの の3つに大別される。本研究は、支援者、外国人介護人材を対象とした調査により、(ウ)のように視覚/音声情報が理解、習得の上で有効である語を抽出、それらの語の理解に適した視覚/音声情報等の素材を作成し、利用しやすい形に整備した「介護の日本語の理解のための視聴覚素材ライブラリ」を開発し、その効果を検証するものである。
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研究実績の概要 |
筆者のこれまでの研究から、介護用語はその性質により次の(ア)から(ウ)に大別できる。 (ア)母語にそれにあたる概念があり、訳語があれば理解できるもの (イ)日本独自の事物や制度で翻訳してもそのままでは意味が理解できず説明が必要なもの (ウ)言葉による説明では理解が難しく、視覚情報、音声情報の助けが必要なもの このうち、(ア)(イ)に関しては、筆者が開発した学習ウェブサイトを含め、一定程度対応がされているが、(ウ)に関しては、カバーされていないものが多い。 本研究は、日本文化や日本社会に関する知識を共有していない介護人材が介護用語を学ぶ際に、写真や動画といった視覚情報等、言語による説明以外の支援が必要なのはどのような語であるかを精査し、それらの語の理解の助けとなる視覚/音声情報の素材を作成し、介護人材およびその学習を支援するもの(以下、支援者)がその素材を利用しやすい「視覚素材ライブラリ」を開発した。「視覚素材ライブラリ」で扱う用語は、選定作業実施時に直近の3 年間に実施された第33-35回国家試験の過去問題を対象に45 語を選定した。45 語には、日本以外では必ずしも一般的でない生活用品、システム(例:浴衣、お薬カレンダー、配食サービス)、動作(例:腕を組む、浅く座る、背筋を伸ばす)、介護用品・道具・施設にある用具(例:耳かけ型補聴器)、利用者の居室・住環境に関するもの(例:開き戸、引き戸、パネルヒーター)といった語が含まれる。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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