研究課題/領域番号 |
19H01290
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
村田 久美子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 名誉教授 (10229990)
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研究分担者 |
飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
寺内 一 高千穂大学, 商学部, 教授 (50307146)
ダンジェロ J・F 中京大学, 国際学部, 教授 (70340180)
NG Patrick 新潟県立大学, 国際経済学部, 教授 (40454970)
石川 友和 玉川大学, ELFセンター, 講師 (00826323)
小中原 麻友 神田外語大学, 外国語学部, 准教授 (80580703)
木村 大輔 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (00825523)
野上 陽子 関西学院大学, 法学部, 助教 (90733999)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
13,390千円 (直接経費: 10,300千円、間接経費: 3,090千円)
2022年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2021年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 応用言語学 / ELF / 英語教育 / ESP / 社会言語学 / BELF |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、特にアジアの多言語多文化状況下、ビジネス現場で共通語としてよく使われる英語(ELF)に焦点をあて、日本人とアジアのビジネスピープルのELFコミュニケーションの実態を調査、グローバル化が進み、ELFコミュニケーション増加の中、現場の実践に基づいた声をアンケート、インタビュー、ビジネス交渉の録音等によるデータで収集、多言語多文化状況下のビジネスELFコミュニケーションの実態、特に多様な言語資源をいかに活用しコミュニケーションが図られるかを、語用論、談話分析的視点で詳細分析、解明、この結果を基にグローバル人材育成に求められる言語(英語)教育及び政策への提言を纏める。
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研究成果の概要 |
本研究の主な成果は、ビジネス現場での共通語としての英語(BELF)使用の理論的背景と既存研究理解の深化、アジアの多言語環境でのBELF使用の実態解明 - 企業や組織の種類、規模、グローバル展開の度合い、参加者、コンテクスト等が複雑に関係、多層で多様なコミュニケーション様相であることが判明、また質的詳細分析の重要さも判明 -、結果をいかにグローバル人材育成教育の一助にできるかの検討、これを広く共有、理解深化の為の国際ワークショップ開催や国内外学会での研究発表、出版等により、幅広い共有に努めていることにある。また、若手研究者の裾野の広がりに寄与したことも成果の一つである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グローバル人材育成が奨励され始めて久しいが、ビジネスピープルの多言語環境での共通語としての英語(BELF)コミュニケーション実態を調査、これに基づき、多言語環境下のBELFコミュニケーションを見据えた言語(英語)教育はどうあるべきかを提言した研究はまだ殆どない点で本研究の学術的意義は深い。また、グローバル人材育成の一環として導入されることの多いEMI教育や言語(英語)教育の方向性を、特にBELF使用の実態を踏まえて明らかにし、真の意味でグローバル市民育成に対応できる言語(英語)教育及び言語教育政策・方針への具体的且つ実現可能な提案をすることの社会的意義も深い
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