研究課題/領域番号 |
19H01319
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
石川 禎浩 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (10222978)
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研究分担者 |
都留 俊太郎 京都大学, 人文科学研究所, 助教 (00871401)
小野寺 史郎 京都大学, 人間・環境学研究科, 准教授 (40511689)
村上 衛 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (50346053)
森川 裕貫 関西学院大学, 文学部, 教授 (50727120)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
2022年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2021年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 中国共産党史 / 中国近代史 / 資料学 / 中国現代史 / 中国革命史 / 中国共産党 / 中国国民党 / 中国近現代史 / 資料集 |
研究開始時の研究の概要 |
近現代中国の歴史資料を再集成し、革命運動が如何なるものだったかを真の原史料によって復元する。本国でなされる歴史資料の編纂過程に着目し、その編纂活動がどのような行われ、どのような条件や環境のもとにあるのかを解明し、その過程に問題点がある場合には、資料の再調査、再収集、あるいは既存公刊史料のテキスト校訂などを行い、それによって既存の歴史叙述の欠陥をあきらかにする。さらには、特定の時期・テーマに関しては、さらに進んで資料の復元と革命運動の実情の把握をおこなう。
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研究成果の概要 |
京都大学人文科学研究所で進められている「20世紀中国史の資料的復元」をプラットフォームとして、本プロジェクトで収集、蓄積してきた政党文書、資料集を吟味し、批判的に再構築を進める作業を推進した結果、いくつかの事案(中国共産党、戦後日本の中国近代史研究)に関して、資料編纂上の問題を解明し、よりよい史資料調査に基づく研究成果を生み出すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中国における近現代史の叙述がイデオロギー型革命政党によって統制され、方向付けられてきたことを明らかにするとともに、歴史資料はしばしばそのイデオロギーに符合するよう編纂されてきたことに光をあてた。それゆえ、既存の公刊史料に基づく限り、どうしてもその枠組みから脱却できないという隘路から脱するために、まず基本的な史料を編纂状態以前にもどすという気の遠くなる作業から始めなければならないことを浮き彫りにできたと考えている。そのインパクトは、中国史を超える広がりを持つであろう。
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