研究課題/領域番号 |
19H01350
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03050:考古学関連
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
寺村 裕史 国立民族学博物館, 学術資源研究開発センター, 准教授 (10455230)
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研究分担者 |
宇野 隆夫 帝塚山大学, 文学部, 客員教授 (70115799)
村上 智見 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 特任助教 (70722362)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2022年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2021年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 考古学 / シルクロード / 都市遺跡 / 東西交流 / ソグド人 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、ユーラシア大陸における東西交流(東洋と西洋)の結節点としての古代シルクロード都市の果たした役割と、それらの都市を介して行われた人や文化の交流の実態を考古学的に明らかにすることを目的とする。 具体的には、①現地研究者と協働で実施するカフィル・カラ遺跡の発掘調査ならびに出土遺物・遺構の比較研究、②ザラフシャン川中流域に点在する都市遺跡の分布踏査や衛星画像解析、③GISを用いた都市遺跡の立地や周辺環境の分析、の3点を研究の柱とする。それらを総合し、シルクロード都市の形成・発展過程ならびに人と文化の東西交流の動態について国際的な議論を深め、現地研究者と共同で成果を発信する。
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研究成果の概要 |
本研究は、ユーラシア大陸における東西交流(東洋と西洋)の結節点としての古代シルクロード都市の果たした役割と、それらの都市を介して行われた人や文化の交流の実態を考古学的に明らかにすることを目的とする。 その目的のために、①現地研究者と協働でカフィル・カラ遺跡の発掘調査ならびに出土遺物・遺構の比較研究、②ザラフシャン川中流域に点在する都市遺跡の分布踏査や衛星画像解析、③GISを用いた都市遺跡の立地や周辺環境の分析を、それぞれ実施した。そしてそれらを現地研究者との国際共同研究成果として発信した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
シルクロードの成立による東西交流が活発化した背景にある人やモノの動きに着目し、サマルカンド近郊に所在するカフィル・カラ遺跡の発掘調査を中心に研究を実施した。発掘調査で明らかになった出土遺物や遺構の分析から、都市遺跡間での交流の相互作用・推移の一端を考察し、それが中央アジア史において果たした大きな役割について比較考古学的側面からの研究促進が可能となったことに、学術的・社会的な意義がある。
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