研究課題/領域番号 |
19H01450
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分06010:政治学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
渡辺 耕平 早稲田大学, 高等研究所, その他(招聘研究員) (50832466)
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研究分担者 |
多湖 淳 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (80457035)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2019年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 量的テキスト分析 / 統計分析 / 安全保障 / ニュース / text analysis / survey experiment / network analysis / nuclear threat / サーベイ実験 / 核開発 / online experiment / Israel / Japan / content analysis / conference / software development / foreign news / security threat / nuclear programs |
研究開始時の研究の概要 |
This research project aims to reveal ideological bias of conservative news media that would contribute to regional instability through a large-scale content analysis of newspaper articles and survey experiments in Japan and Israel. We will analyze Japanese and Hebrew newspaper articles on North Korea and Iran over years, and conduct survey experiments in both countries based on findings of the content analysis. We will also develop a new quantitative approach to Asian-language texts, and strengthen academic ties between Japan and Israel through this collaboration.
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研究成果の概要 |
本研究プロジェクトでは、国際カンファレンスを実施し、日本おいて量的テキスト分析が急速に発達するきっかけを作った。また、アジア言語の量的テキスト分析に関する方法論の研究は、若手研究者が日本や中国、韓国に関する革新的な研究を行えるようにし、政治と国際関係の分野を超えて社会科学全般の量的研究の発展に大きく貢献した。日本とイスラエルにおけるの新聞の内容分析とサーベイ実験は、保守系メディアが脅威を過度に強調しがちであること、実際の軍事行動を伴わずとも脅威に関するメディア報道だけで旗下結集効果が発生することを実証的に示したという点で重要な貢献である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の貢献は、これまで困難だと考えられてきたアジア言語の文書の統計的な分析をノートパソコンだけで容易に行えるようにしたことである。また、本研究から生み出された手法は、社会科学のみならずデータ科学や産業界におけるデータ分析でも利用できるものである。研究成果と関連するソフトウェアはすべてオープンソースで公開し、広く利用を促している。
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