研究課題/領域番号 |
19H01497
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07050:公共経済および労働経済関連
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
臼井 恵美子 一橋大学, 経済研究所, 教授 (50467263)
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研究分担者 |
松倉 力也 日本大学, 経済学部, 准教授 (00409145)
根本 二郎 名古屋大学, アジア共創教育研究機構(経済), 教授 (20180705)
中村 さやか 上智大学, 経済学部, 教授 (20511603)
奥村 綱雄 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 教授 (90323922)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2022年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2021年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 労働経済学 / 教育経済学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、高校生の大学進学時の選択に関する社会調査を実施する。この調査では、進路、学業、生活展望を調査し、理工系分野への女子の進学が伸び悩む原因や、女子の意識などを多角的視点から追究する。それらの分析に基づいて、我が国の将来を担う若い世代の考え方を、人生の早い段階から把握し、今後の女性活躍推進に対して有効な政策を、事実証拠に基づいて具体的に提言する。
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研究実績の概要 |
令和2年度実施の高校生の進路選択へのアンケート調査の分析結果を踏まえて、令和4年度には、フォローアップのアンケート調査を実施した。そして、データの解析を進めるに当たってデータの電子化やクリーニングを実施した。 あわせて、女性活躍推進の政策形成プロジェクトの一環としての医師キャリア経路の男女差の分析に継続的に取り組み、なかでも、臨床研修医の初職診療科選択の男女差、その後のキャリア経路(初職診療科の維持率、基本領域の専門医資格取得、サブスペシャリティ専門医資格取得など)の男女差を重点的に分析した。その内容は、日本経済学会の招待講演で報告し、東京労働経済学研究会やAsian and Australasian Society of Labour Economics年次学会においても報告した。さらに、北海道医師会でも報告し、医師キャリアサポート相談窓口の担当の方々と意見交換をするなど、研究課題の深化と展開に努めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
アンケート調査は目標としていた期日内に完了した。論文を執筆、学会などで報告することができた。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度には、アンケート調査結果を、さらに多角的にも広範に深く分析し、論文を執筆する。得られた知見を幅広く社会に発信するため、とりわけ、女性活躍を推進しレベルアップするための具体的な方策を立案し提言する。
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