研究課題/領域番号 |
19H01547
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
國部 克彦 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (70225407)
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研究分担者 |
東田 明 名城大学, 経営学部, 教授 (50434866)
東 健太郎 立命館大学, 経営学部, 教授 (20535843)
岡 照二 関西大学, 商学部, 教授 (10599260)
金藤 正直 法政大学, 人間環境学部, 教授 (10451478)
北田 皓嗣 法政大学, 経営学部, 准教授 (90633595)
篠原 阿紀 桜美林大学, ビジネスマネジメント学群, 准教授 (60582517)
天王寺谷 達将 岡山大学, 社会文化科学学域, 准教授 (60709773)
金 宰弘 群馬大学, 情報学部, 准教授 (00803769)
呉 綺 京都先端科学大学, 経済経営学部, 講師 (80847187)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2020年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2019年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | サステナビリティマネジメントコントロールシステム / 価値システム / 複数価値評価 / サプライチェーンマネジメント / マテリアルフローコスト会計 / 環境マネジメントコントロールシステム / GHG情報開示 / テンション / ESG投資 / 機関投資家 / イノベーション / サステナビリティ / 戦略 / 環境 / 社会 / MCS / 環境経営戦略 / 環境マネジメントコントロール / 温室効果ガス排出量の開示 |
研究開始時の研究の概要 |
持続可能な社会システムを構築するために,企業の戦略とマネジメントコントロールシステム(MCS)をいかにデザインすればよいのか,さらにそのためにイノベーションをどのように創出すればよいのかを解明するために,①持続可能な社会システムを促進する情報開示,②環境経営戦略形成プロセス,③環境マネジメントコントロールシステム,④社会課題を解決するイノベーション研究の4つの領域について,インタビュー調査と質問票調査を中心に包括的に研究する。研究プロセスには,海外共同研究者も参画してもらって,国際的なレベルでの総合的な研究を行う。
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研究成果の概要 |
持続可能な社会システムの実現にあたって,企業は異なる目標を同時に追求しなければならないが,このことによって,組織は様々な矛盾を抱えることになる。こうした課題に対処するために,持続可能な社会の構築の視点から改めて組織の価値観を見直すことがMCSにおいて重要であり,戦略構築の前提ともなる。また,それを実現するためのイノベーションとして,サプライチェーンでの取り組みが重要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
持続可能な社会経済システムの構築において重要な役割を果たす組織の戦略やMCS(マネジメントコントロールシステム)は,長期的には既存のMCSや戦略とディカップルすることが指摘されてきた。この課題に対処するために,持続可能性に取り組む上で長期的に多様な目標の達成を目指すことから生じる組織内の矛盾や緊張関係に注目してマネジメントする必要がある。本研究では,企業の価値観を明確にすることと,それらの組織内の浸透がMCSの構築において重要であることを理論的,また実証的に示した。また,戦略遂行の意思決定において,複数価値評価を導入することの有用性を理論的に検証した。
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