研究課題/領域番号 |
19H01551
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
横田 絵理 慶應義塾大学, 商学部(三田), 教授 (20277700)
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研究分担者 |
坂口 順也 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (10364689)
乙政 佐吉 小樽商科大学, 商学部, 教授 (20379514)
河合 隆治 同志社大学, 商学部, 教授 (30368386)
鬼塚 雄大 明海大学, 経済学部, 講師 (30875985)
妹尾 剛好 中央大学, 商学部, 准教授 (60610201)
大西 靖 関西大学, 会計研究科, 教授 (80412120)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2021年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2019年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
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キーワード | マネジメント・コントロール / 日本 / 文研研究 / 管理会計研究 / 文献研究 / 企業統治 / 統治構造 / 企業統治構造 / 質問紙調査 / インタビュー調査 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、実務界だけでなく戦略管理会計の分野で議論されるトップマネジメントが、マネジメント・コントロールに対して果たす役割を、従来と異なる企業の統治構造改革という視点から検討する。 本研究は、企業内部のマネジメント・コントロールのどのフェーズが統治構造改革から顕著に関連して機能し、どのフェーズがあまり関連せずに独立して機能しているのかを明らかにすることから、統治構造に注目する他の会計学の領域や、経営学、経済学の諸研究への波及効果が期待される。また本研究は実務界への貢献にもなると考える。
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研究成果の概要 |
マネジメント・コントロールに関する研究は、国内だけでなく海外においても数多く蓄積されている。しかし、企業の統治構造とマネジメント・コントロールとの関連性については、現代の重要な経営課題であるにもかかわらず、未だ十分に検討されていない。 そこで本研究課題では、企業の統治構造の改革とマネジメント・コントロールの利用との関連性について、多様な視点からの検討を実施した。具体的には、(1)体系的かつ包括的な文献調査の実施、(2)日本企業を対象とした質問票調査の実施、(3)マネジメント・コントロール研究の今後の方向性の提示である。これらに加えて、関連する調査・検討を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題の学術・社会への貢献は、おもに次の3点である。第1は、包括的な文献調査を実施し、マネジメント・コントロール研究がどのような知識を基礎に進展していたのかを明らかにした点である。第2は、日本企業を対象とした質問票調査を実施し、実務に関する広範な知見を提供した点である。最後は、本研究課題での検討をふまえて、研究と実務とのインターラクションの方向性を提示した点である。
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